ようやく

2007年3月14日(水)

は~~~。
ようやく修理も終わりそう。1929年ドイツ生まれイタリアで恐慌後に販売され、いつの日かドイツに戻り、遠い極東の地に運ばれてきたベヒシュタイン。

戦火は、イタリアでくぐり抜けたのか、ドイツでなのか?
長く生きてきたピアノだけに、所々木工修理が必要になったアクション部分だったが。

Bechstein L Mechanik

こうして、フェルトや皮が交換されると、ぱっと見は新品のようである。
今日は、AKさんが整調を随分すすめてくれ、明日完了する予定。
タッチも、ぐっとしまってきた。おとも、潤いがでている。
シュナーベルのレコードで聴く事のできる雰囲気の音は、大きな音を出しても疲れない。何時間でもピアノの響きの中にいられそう。

Bechstein L

金曜ケース傷の修理を簡単に終わらせ、今週末、仕上げの整音をすれば完了だ。あとは、お客様の試弾だけ。。。

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