2007年4月27日(金)
今日、住友先生の家に、明日(もう今日だけど)からドイツ出張にも関わらず、コンサートの仕上げの為に、もう少しピアノの状態を良くしておきたいという事で、朝8時からおじゃまし、調律を行った。
写真では見難いかもですが、横にとても大きなコンサートピアノが置いてあり、その横のくぼみの所にはまり込むようにベヒシュイタインのモデルLが入っている。
今回は、東京文化会館 4/28日のコンサートで、ベヒシュタインを使って下さる事になり、仕上げも小さいにも関わらず、ベヒシュタインで行うほうが良いと判断され、そのための調整というわけだ。
これはまだ、修理して(弦を張り替えて)そんなに期間が経っていないので、微妙な調律はまだ完全には落ち着いてはいない。でも、響きがとても美しくパワーも充分に出て、隣のウィーンの楽器のコンサートピアノと、どうどう四つに組める感じだ。
今回のピログラムの、特にベートーベン熱情とリストが、ベヒシュタインのD-280でどんな感じで表現されるか楽しみだ。