2007年3月6日(火)
色んな仕事が間に入り、なかなか集中してすすめる事ができなかったが、漸くベヒシュタインLの修理の続きが前に進めることができた。
「KAさん、今日はハンマー植えて、ダンパーもできる限りすすめましょう」
と朝から気合いを入れ、膠鍋に火を入れた。
ハンマー植えは、絶対膠の方が音が良い。
膠は、固まると適度に固くなるから音の伝導が良い。
ハンマーの質は音のグオリティーに大きく影響するが、ハンマーがついている棒の部分(ハンマーシャンク)も凄く音が変わる。なのでハンマーとシャンクを接着する材料も注意したい。
コラーゲンは体にいい等とジョークを言いながら。
さくさくさくと、ハンマーがついた。
弦も張り終わった後、数回弦を指ではじきながら調律(チッピング)もし、ダンパーも半分くらいすすんだ。これが終われば、組立て整調で、修理は終わりが見えてくる。。