2007年3月10日(土)
ルドルフ・マイスター教授のピアノ合宿レッスンが今年も小出郷文化会館で開催された。そのピアノ合宿は、今回でついに11回目を迎えた。
過去、ここでレッスンを受けた事がきっかけとなり、マーンハイム音大に足掛け5年留学して、日本に帰ってこられたピアニストのIさんが、今年も通訳を手伝ってくださったり、特に、今回プログラムとして組まれた、「Iさんの留学の体験談」を聞かせていただいたりすると、このピアノ合宿レッスンを継続している意義を感じる。
1回目から、全レッスンに同行させていただいているので、このピアノ合宿の変化を身をもって体感させていただいているが、以前ブログでも紹介させていただいたよう、この小出郷文化会館は、行事運営を手作り行っているので、見事に、先生と、スタッフと参加いただく皆様のキャラクターに合わせた内容へと成長しいる。
この合宿をきっかけに海外へ出て行った留学生数人も、今回のこの合宿に参加する皆さんやスタッフに対し、Emailではげましの言葉を送ってきて下さっていた。
マイスター教授は、シューマンが、当時の俗物主義に対抗する自分を表現した架空の同盟と言われる「ダーヴィット同盟」をもじり、このピアノ合宿出身者達を小出郷同盟と呼んでいるが、ピアノ演奏を追求する参加者の方々とのレッスンから生まれる独特のパワーは、確かに自分にピアノ表現の素晴らしさを確信させる大きな要素になっている。
今、もう23時を回っているが、修了コンサートが終わった後のステージで、R. マイスター教授自身のコンサートの為のリハーサルがまだ続いている。。。