2007年1月29日(月)
今度、新潟の小出郷文化会館に設置してある、ベヒシュタイン ENを使用してCDの録音をされるという事で、稲岡さんというピアニストがリハーサルにいらっしゃった。
稲岡さんは、小出郷文化会館で行っているピアノレッスンの合宿に参加された際知り合いになり、その後ドイツ・マンハイム音大の留学を終え帰国された新進のピアニストだ。
今は、ピアノの先生をしながら、室内楽のアンサンブルを組み積極的な活動をされているとの事で、今度は小編成のオケを組まれるそうだ。(応援してますよ!)
で、CDではモーツァルトとクレメンティをベヒシュタインで録音されるとの事。
今日は、すぐ隣で他のピアノの調整をしながら聴かせていただいた。モーツアルトは、フレーズが何か歌詞をつけて歌うか、語るかしてような感じで、隣で聴いていてオペラの一シーンを見ている感じでうきうきした。
クレメンティは、(あとで稲岡さんに説明されて理解できた)魔笛やフィガロの序曲のようなモチーフが出てきて、何だかモーツアルトとの対比が楽しい。
という感じで、今日はピアノの音が鳴り響いた午前中の工房だった。