2007年7月4日(水)
今、一斉に展示用のピアノの調整をやっている。
工房の切り盛りはM課長が上手にやってくれているので、一階の工房では修理と出荷の調整が行われているが、2階の中古ピアノの展示スペースで、展示用のピアノの調整を一斉にしている。
今回チェンバロを調整しているのは、Nさん。
チェンバロはピアノのように鉄骨が無いので、非常に敏感に反応する。
自分の後ろで彼女は調整していたが、調整が進むと出てくる響きが変わるのが解りやすい。
自分の横ではMさんがベヒシュタインLの調整をすしている。
集中した作業が黙々と進んでいく。
このピアノは、オリジナルパーツが奇麗だったので、調整だけで充分行けると判断した。ガンバレ、明日、音聴かせてね。
で、自分です。
整音と言って、ハンマーの形状や硬度を変えて音色を整えます。
今日やっつけようと思っていたが、片付けられず、もう少しだけ明日確認。
PP~FFまで色んな音色を出したい。
と言う感じで、ピアノ調整の響宴が2階の展示場で行われている。
見にいらっしゃいませんか?