ピアノレッスン合宿が、今年もここ雪国の魚沼市、小出郷文化会館で行われている。
今日は最終日。
昨晩、ドイツ・マンハイム音楽大学学長Prof.R.Meisterのレッスンを終えた参加者の方々の第一回目の修了演奏会が行われた。
今、赤い狐さん、緑の狸君の両方のピアノの昨晩の労をねぎらいながら、調律を終えたばかり。
(デュッセルドルフの ーまー さんに習い、赤い狐、緑の狸 と表現)
レッスンは、大ホールのステージの上で、スタインウエイとベヒシュタインのピアノを使って行われる。
ドイツらしい響き造りをするレッスンは、受講者・聴講者共に両方のピアノの個性に否が応でも神経が集中し、修了演奏はいつも受講者の方々が自由にピアノを選ぶという、赤と緑の大バトルがステージ上で繰り広げられる。
昨晩の修了演奏会では:
1 W.A.モーツァルト 幻想曲 K.397
2 R.シューマン アラベスク op.11
3 F.ショパン 雨だれ Prelude op.28-15、ノクターン第18番 op.62-2
4 J.ブラームス ラプソディー 0p-79-1
5 F.メンデルスゾーン 幻想曲(スコットランドソナタ) op.79-1
6 J.S.バッハ トッカータ e-moll BWV914
7 M.ラベル 水の戯れ
8 J.シベリウス ソナタ op.12
9 A.スクリャービン 幻想曲 op.28
と、様々な曲が演奏された。
さて、赤と緑、夫々どの曲に使われたでしょう?
ヒント 嬉しい事に、程同じ割合でした。
受講生の皆様ご苦労様でした。
バックステージで聴いていても楽しかったな。
来年3月は記念すべき15回目になる。
室内楽の枠も作られるという事になった。