試聴

2012年2月24日(金)

今回は試弾でなく試聴

珍しいスピーカーシステムがマウントされたベヒシュタイン M (180cm)がドイツよりちょっと前に入庫した。早速工房内で社内にある小型アンプを接続しiPhoneをつないだ音を聴いてみた。弦楽器の響きが独特で、まるでホールでの演奏会にいるように錯覚するような気持ちのいいサウンドだった。

その話をオーディオに詳しいピアノの先生にしてみたところ早速試聴しようと言う事になった。
恐る恐るお願いしてみたら快諾いただき、家で使っていらっしゃる100Wのアンプを持ってきてくださった。接続しピアノ曲を選ぶ。ピアニストが表現するであろうと同程度の音量まで上げてみた。
Mがフルコンサートになった。

凄。。。

一般的なスピーカーシステムから流れてくる音の雰囲気とは違い、ステージのピアノを聴いているような錯覚を覚えた。

次は、室内楽 ピアノ5重奏とかが良いかな

うっ。。

弦楽器の音が生々しい。やはり、ステージのライブ演奏を聴いているような錯覚さえ覚える。

声楽も同じだった。

しかし、面白い物を考える人もいるもんだと感心してしまった。
これは、ピアノの響板に巨大なマグネットとボイスコイルを4つ付け、ピアノ本体を振動体としている。高音域を受け持つツィターだけ一般的なスピーカーがマウントしてある。ドイツのピアノメーカー シンメル社 (Schimmel) が開発したユニットだ。

Bechstein M mit Laudsprecher

響板が一般的なスピーカーユニットで言う所のコーン紙になっている。曲を流しながら指で主要な部位を触ってみるとピアノの弦振動が響板を震わせた時同様、ピアノのあらゆる部分が振動している。
鉄骨、棚板、側板、大屋根等々、音圧や音の高低によって振動の指への伝わり方が変化するのが解る。
良いピアノ程振動が敏感になるわけなので、このシステムはベヒシュタインにマウントされ最高のパフォーマンスを示しているのだろうと感じつつしばし音楽を楽しんだ。

音の切れとか立体感とかは、最高級のスピーカーシステムの方が勝っていると思ったが、ライブ感が面白い。

今、ユーロピアノ八王子工房にこのピアノはあり、通常のピアノとしての整調や整音作業等の調整待ちの状態。

いや~面白い 感動!

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