響板修理

2007年2月6日(火)

研修生のMs.KAと一緒に、前に紹介した戦前にローマで販売された29年製のベヒシュタインLの修理をしている。数日前、丁寧にKAさんが響板のニスをはがし、その後の強制乾燥状態が完了。今日、響板に再び張りを持たせるための修復を行った。

弦を外した響板に乗っかり、割れの部分を真っ直ぐ均一の幅に切り込みを入れる。
くさび形のドイツから取り寄せたスプルースを接着剤を着けて打ち込み、割れを修復すると共に、響板に再び張りを持たせる。

この修理は、見た目だけでなく力強い響きを再現する意味でオーバーホールの重要なポイントになる。特にベヒシュタインは、透明度の高い響きを作る意味で、響板構造はとてもユニークな設計になっていて、製作時のアイデアを崩さないようにしたい。

明日は、打ち込んだ木材を平に削り、数日間、常温湿度下にニスを塗る前にシーズニングする。

その間に、他の細かな修理を進めて行く。早く、弦を張る所までたどり着きたいな。。

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