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2011年9月4日(日)

アニメやゲームの曲を多く作曲なさっていらっしゃる作曲家のWさんの自宅には、プライベートスタジオがある。
最近の曲は、シンセサーザー等、電子楽器での多重録音が多いと言う事らしいが、主題歌等でピアノを入れる事もありスタジオにはアコースティックピアノを設置なさっている。確かに、最近テレビから流れる曲を気にして聴いていると、ピアノが使われているアレンジが結構多い事に気ずく。

このプライベートスタジオには、ご本人がピアノ好きと言う事もあり、ベヒシュタインとベーゼンンドルファーの2台のアップライトが置かれている。バンド音楽を作曲なさる方は、ギターやドラム等の音にもこだわりがあり、楽器の違いによる音楽的な効果の違いを良く理解されていらっしゃるのでピアノにこだわわる方は多い。

Bechstein UP & Boesndorfer UP

電子音の中にアコースティックの音が入っていると、汗ばんだ顔にそよ風があたるような、ほっとした気持ちになる。

調律が終わった後2台のピアノでかっこ良くキース風?のフレーズを弾いてくださった。その堂々とした響きに、僕の五感はドイツに誘われたようだった。

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