関西出張

2007年1月26日(金)

昨日は大阪教育大学の保守点検に行ってきた。今回の出張は、この学校の調律に合わせ他の日程を組んだ。ここ天王寺キャンパスに、ミレニアムホールと呼ばれる小ホールが、2001年の学校の改築の際作られた。そのホールにベヒシュタイン Cが選ばれたわけだ。
先生は元々チェロが専門のO先生で、良い物を次世代に伝えて行きたいと言う想いの強い方だ。教育者を養成する現場で、先生のおっしゃる良い物としてベヒシュタインが選ばれ、西洋音楽文化の一部が継承されて行くのは大変嬉しい事だ。
今回は、鍵盤の高さや深さの調整等、アクションの部分的な調整も半日かけて時間の許す限り行った。入れた時より確実に良い音に楽器が育ってきているのが判る。当時、まだ工事中だった時に、ベヒシュタインのドュリチッチさんたちと一緒に来たが、それ依頼ここはご無沙汰なので、彼らにピアノが育っているのを見てもらいたいな。

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