2015年12月24日(木)
ジョージ・ウィンストンの名盤ディセンバー。どこかで聴いたことのあるメロディーをアレンジして、美しい曲集になっています。偶然古本屋でみつけたこの曲集の楽譜は、今では結構な値段になっています。
アメリカのモンタナ州の冬は寒く厳しいのかな?と想像しながら聞いていました。
調律学校の時に、講師の先生がG.ウィンストンのコンサート調律を担当し、一音一音に非常に細かい指示があったと聞きました。確かに今聞いてみると、明らかに弦を押さえて弾いているな、何か弦に載っている?とプリペアド・ピアノのような気がします。
そしてもう一枚、G.ウィンストンが当時属していたレコード・レーベル、ウィンダム・ヒルのピアノ名曲集Ⅱ。これには収録の2曲分の楽譜が付いていたので、一生懸命練習しました。その後ヒーリングブームが訪れ、楽譜も多く出ましたので、収録の曲も結構楽しんでいます。
しかし、これも今聞くと、明らかにデジタルピアノ(キーボード)の音だなとわかるものもあります。20年くらい前は「なんてきれいなんだ」と思って聞いていましたが、今はアコースティックピアノの音がやはり心地いいと思います。(たとえ少々狂いが出ていても) My Mother’s VoiceやAlong the Salmon、For the Askingなど癒やされています。