2015年2月14日(土)
赤坂ベヒシュタイン・センタースタッフの鶴味です。
絵画に詳しいというわけでは決してありませんが、この絵を見た時に、赤坂に展示中のC.BECHSTEIN A185が浮かんできたのです。
ベヒシュタインの音を聴いていると、様々な色や風景が思い浮かんできます。
頭の中にある音のイメージを人に伝えるのは難しいですが、目に見えると分かりやすいですよね♪
クロード・モネ『睡蓮~黄金色~』とC.BECHSTEIN A185(1909年製)
『睡蓮』は、モネが晩年期に手掛けた最も有名な作品です。モネの自宅兼アトリエに造園した庭園の池に浮かぶ睡蓮を、連作的に描いたこの作品。「モネの睡蓮」と聞いて皆さんが思い浮かべるのは、青や緑で表現された絵だと思います。私もこんな黄金色の睡蓮があったなんてまったく知りませんでした。それに実は睡蓮シリーズは200点以上もあるらしいです。驚きです。外光によってさまざまに表情を変える自然。同じ池の睡蓮を時間毎に光と色の変化で描き分け誕生した一つがこの作品です。私がA185を弾いて思い浮かべた情景は、光にあたって煌めく川の水面でした。でも何かぼやっとしか想像できていなかったのが、この作品を見てこれだ!となりました。
これは私の勝手なイメージです。ぜひA185を皆さんご自身で弾いて、どんな絵が頭に思い浮かぶのか教えてください。
S.Tsurumi