2015年10月25日(日)
赤坂ベヒシュタインセンターにフォルテピアノがやってきます！
フォルテピアノとは一般的に、1700年頃クリストフォリが発明してから19世紀初頭に作られたピアノを指します。
フォルテピアノは「グラーヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ(弱い音も強い音も出せるチェンバロ)」の略称で、それまでのチェンバロやクラヴィコードから、タッチによる音量や音色の変化が付けられる楽器として登場しました。
古典派～ロマン派中期のピアノ作品はこのフォルテピアノの響きの中で書かれた曲が多く、
当時の響きを体験することで、今まで良く知っていたピアノ曲の新たな一面の発見に繋がることもしばしばです。
今回このフォルテピアノを赤坂ベヒシュタインセンターのスタジオに設置し、
モダンのベヒシュタインとフォルテピアノを自由に弾き比べて頂ける場をご用意致しました。
ピアノスタジオは数あれど、フォルテピアノとモダンピアノの2台ピアノを設置しているスタジオは少ないと思います。
フォルテピアノでお馴染みの曲がどう響くのか、そしてその響きを知ることが
モダンピアノの時代に生きる私たちにどのような表現上のヒントを与えてくれるのか・・・
約1か月の短い期間ですが、この機会に古くて新鮮なフォルテピアノの響きに触れてみませんか？
日時：11/5～11/30 （要予約、原則一組1時間）
場所：赤坂ベヒシュタインセンター
料金：￥4,000/1h
※楽譜持込み可
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