イベント打合せ風景 ベヒシュタインデー

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 来年1月16日(土)のベヒシュタインデー出演ピアニストが、打合せのため赤坂ベヒシュタインセンターにご来店されました。ベヒシュタインデーとは毎月1回開催されるベヒシュタインにスポットを当てたイベントで、レクチャー形式、コンサート形式、勉強会形式など、様々な切り口から楽器の魅力をお伝えしてきたイベントです。

 今回打合せにいらしたピアニストは現役音大生。来春卒業のため、卒業試験前で忙しい時期にもかかわらず快く引き受けて下さいました(卒業試験のリハーサル兼ねて、という噂アリ(笑))。既にレッスン業にも携わりながら演奏家としての将来を見据えて頑張っています。現在某音楽教室で講師をしている彼女ですが、そこではベヒシュタインのUP(B116Compact)を使用してレッスンしています。

 赤坂ベヒシュタインセンターのスタジオで2時間程度弾いて頂いて曲を決めましたが、さすがベヒシュタインの響きに慣れており、レパートリーの中から最も楽器の響きを引き出せる曲をすぐにチョイスして頂けました。その後の絞り込みにえらく苦労しましたが・・

 その他にも、なぜ音楽学校に行こうと思ったのか、学校での様子、険しい音楽家の道で自立していくにあたっての不安や心の葛藤、卒業後の活動の方向性、将来の夢・・・様々な話を聞かせて頂き、音大生の今がリアルに伝わってきました。音楽は華のある世界ですが、音楽家の卵は非常に厳しい競争の中で考え悩み努力し、でも結果が出ず、それでもまた努力して少しづつ成長していっているんだ、ということを改めて思い知らされました。

 コンサートはそんな「今から羽ばたこうとする等身大の音大生」の姿を、若くてエネルギッシュな演奏に、お話を交えながらお伝えしていきたいと思います。ベヒシュタインのクリアで繊細な響きが、どんな色彩感で彼女の心を写すのか・・・今からとても楽しみです。

 チラシが完成しましたら、改めてHPやこのブログでお知らせします。ご期待ください。