ベヒシュタイン コンサート8
このコンサート8はベヒシュタインが製造するアップライトで最も背が高く、威厳に満ちた芸術品。その音量と表現力は無尽蔵、透明感溢れる響きの中で千変万化する音色は、まるでステンドグラスのような色彩と陰影感に包まれています。
概要:ベヒシュタイン コンサート8
モデル名 | ベヒシュタイン コンサート8 |
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仕様 | 黒艶出し |
サイズ | 高さ:132㎝ 幅:154㎝ 奥行:62㎝ |
価格 | ¥5,550,000 |
状態 | 新品 |
展示 | 赤坂ベヒシュタイン・センター |
展示写真:ベヒシュタイン コンサート8
かつてベヒシュタインアップライトのモデルは数字で表わされていました。8、9、10、11a、12n、12betc…
数字が若いほど背が高くなります。それらのモデルは設計のマイナーチェンジを繰り返しながら、11aは現行のclassic124、12nは現行のclassic118として、21世紀に生きる私たちを魅了しています。
伝統的な総アグラフ設計と、音波の乱反射を防ぐために搭載された除響板、そして太く高い張力で張られた弦設計により、音はどこまでもクリアで一音一音のキャラクターをくっきりと浮き彫りにしてくれます。そしてタッチや強弱の変化による音色の変化と指先に伝わる音振動は、ピアノを演奏する喜びや愉しみを最高次元まで高めてくれます。
コマに制作者のサインが入っています。職人魂を感じますね。
手巻のベース弦。銅線を極力緩めに巻くことで芯線の振幅を妨げないようにしています。緩すぎると雑音の原因になりますので、その絶妙な巻き方に職人技の冴えを見ることが出来ます。
多くのアップライトの鍵盤蓋がスローダウン(蓋を閉める時にゆっくり閉まるピアノ)になっていますが、コンサート8は昔ながらの指を挟むと痛いタイプを守り続けています。利便性と共にモノを大切に扱わなく風潮が広まっている気がしますが、ピアノを弾き終えた後に鍵盤蓋を丁寧に閉める作業というのは、ピアノや音楽に対する愛情を深めることに繋がりますし、ひいてはヒトの心やモノを慈しむ美しい心を育むことに繋がっていく気がします。
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