ヨハネス・フォン・バレストレーム
ベルリンジャズ：シューマンからガーシュウィンの旋律とインプロビゼーション

＜PROFILE＞
ヨハネス・フォン・バレストレームは、洗練された音楽性とスタイルの多様性で注目される、ドイツの多才な作曲家・音楽家。ワイマール、ベルリン、ライプツィヒの有名な音楽アカデミーで学び、ミヒャエル・ヴォルニーとクルト・ローゼンウィンケルに師事した。 2011年から2013年にかけて、ブンデスジャズオーケストラとともにクロアチア、リトアニア、西アフリカで初の海外ツアーを行った。初期ジャズ・スタイルへの興味から、2016年にはニューオーリンズを訪問しジャズスタイルを模索、研究した。 2017年からはブラジルのフルート奏者マリアナ・ズヴァルギと共に活動し、彼女のバンド「セクステト・ユニバーサル」と定期的にツアーを行っている。伝説的なエルメート・パスコアールも参加したアルバム「Nascentes」（2020年）は絶賛された。 デュオとしては、アルバム「tightrope dancer」（2023年）をリリースし、ヨーロッパとブラジルでの大規模なツアーで披露した。 自身のプロジェクト以外にも、著名なフェスティバルや、ジョーン・バエズ、ノーマ・ウィンストン、クルト・ローゼンウィンケルといった著名なアーティストとの共演も多く、2022年のダニエル・ホープとのチューリッヒ室内管弦楽団との共演は、ハンブルクのElbphilharmonie (エルプフィルハーモニー) 、ベルリンのKonzerthaus (コンツェルトハウス) 、チューリッヒのTonhalle (トーンハレ)といったコンサートホールでのソロ演奏につながった。 音楽活動に加え、さまざまな大学で教鞭をとり、各国でワークショップを開催。 2022年よりベルリンのC.Bechsteinと提携。