ザイフェナースドルフ工場見学ツアーに行ってきました〜その1 ドレスデン

2017年12月10日(日)

寒い毎日が続き、つくづくイヤなもんですが、世の中イヤなことばかりでもありません。

時々、良いこともあります。

僕は、今日美味しい焼肉を家族で食べに行きました。なんといいますか、焼肉は良いもんですね、体が温まります。幼い娘と妻と3人での焼肉なので、ビールも飲まず、ひたすらキムチとご飯と焼肉でした。焼肉というと、ついついビールを飲みたくなりますが、こういう時はぐっと我慢です。幼い娘の前で、いらんことを言ってしまわぬよう、お酒は我慢で焼肉です。

 

初めて投稿します。東京本社ショールームで働いております、佐々木陵史郎と言います。これから、不定期に、ブログを更新することにいたしました。新入りなもんで、早く皆様に顔を覚えてもらわねばいけないと思い、そのためにはまずブログだ!と思い立ちまして、ブログを書かせてもらいます。乱文、誤字脱字、なんでもあるかもしれませんが、せっせと書かせてもらいます。よろしくお願いします!

そういえば、最近もう一つ良いことがありました。

生涯初めてヨーロッパに行ってきました。それも、ドイツに少々。

当社が輸入総代理店を務めているベヒシュタインというピアノですが、あれはドイツで作られております。ドイツの、頑固な職人さんたちが、伝統の技を守り抜いて、手間を惜しまずせっせと作っております。聞くところによると、手間を惜しまなすぎて生産台数がものすごく少ないとか。

そいういえば、輸入の際に本社に「〇〇っていうモデルを送ってください」って頼んだりすると、平気で「半年待ちです!」とかとか言われることがあります。まあ、人気のモデルであれば、コンスタントに製作しているので、もっとすぐに送ってくれたりもするのですが(人気な故すぐに手に入らないこともあります)、ちょっとこだわったモデルをお願いすると「一年待ちです!」はザラです。

それぐらい、頑固に、手間を惜しまず、作っているそうです。

僕は新入りなもんで、そういう都合がわからずに「お客様が待っているんだから、さっさと作ってくれ!」って思いますが、どうもそういう風にはいかないようです。今回のドイツ行きでもその辺りのことがよく理解できましたので、後日、それについては書きます。

とりあえず今日は、ドイツ旅行、、いえ「ドイツ出張」のレポートのさわりの部分だけ。

まず、今回は、チューリッヒ経由でドレスデンに降り立ちました。

「ベヒシュタイン工場特別見学付きドイツ周遊8日間」という、当社で企画した旅行のアテンドとしての参加です。ツアーリーダーです!

人生初ドイツ!

人生初ツアーリダー!

やけにテンションが上がります!

ドレスデンに11月27日に降り立ち、夜はツアー参加者の皆様とホテルのバーで懇親会を行った後、ぐっすり寝ます。

僕はどこでもぐっすり眠れます。飛行機の中では、13時間のフライトの間、緊張でがちがちになりながらも、映画を4本見て、ワインをシコタマ飲んで、ぐっすり眠りました!!

 

28日に早朝に起床!

溜まり溜まったメールを3時間ぐらいかけてチェックした後、朝ごはんを食べて、ツアー参加者の皆様とドレスデンの街に繰り出します。

人生初ドレスデンの街!(くどいか)

ドレスデンの街は綺麗な待ちです。大橋節夫とハニー・アイランダーズは「バリバリの浜辺はつまらない浜辺になったよ(バリバリの浜辺のバリバリとはバーデンバーデンのことらしいです)」と歌ってましたが、ドレスデンの街は大きくはないですがとっても楽しい街です!ソーセージはそこらじゅうで焼いていて食べられるし、昼間っからホットワインが飲めるし、何と言っても街が綺麗です!

今回は(一応)仕事できましたので、遊んでばかりもいられません。

仕事をせねばなりません。仕事をせねば、話になりません。

さて、ここドレスデンでなんの仕事ができるか。

僕は、以前働いていた職場の上司からよく「仕事は足で稼げ、営業マンは足で稼げ」と言われてきました。営業マンはとにかく自分から出歩いて、お客様のところ、現場、コンサート、パーティー、歓送迎会、忘年会、新年会、クリスマスパーティー、お花見、納涼会、紅葉狩り、海、海水浴、エステ、買い物、どこにでも行け!と言われ続けました。

「自分でやったことがないことは、人とその感動を共有できない、だからできることなら自分で体験してみろ」ともよく言われました。

だから、今回ドレスデンでは、ツアーの参加者の皆様とどんどん街に繰り出して、とことんドレスデン巡りをしよう。と考えました。

 

とりあえず、自分は楽器屋なので、街の楽器屋を攻めてみよう!ということで、ドレスデンにある「C. BECHSTEIN CENTRUM DRESDEN / DRESDNER PIANO SALON KIRSTEN GMBH」という、ピアノ店にお邪魔しました。ドレスデンにあるベヒシュタインの販売店です。

ベヒシュタイン以外のピアノも多数ありましたが、何と言っても、この店で一番印象に残ったのは、ドレスデンの街を一望できるガラス張りのピアノサロン!

客席数は100名程度ですが、天井がものすごく高く、ステージの向こうにはドレスデンの街並みが見渡せます。聖母教会も見えました。そして、ピアノサロンのステージの上にはもちろんベヒシュタインが!

一緒に同行いただいたツアー参加者のピアニストの方に、このステージのピアノを弾いてもらいました。美しい調べに酔いながら望む薄曇りのドレスデンの旧市街地。吉行淳之介の「驟雨」に匹敵する甘美な時間を味わいました。

あー、いかん。これでは全く仕事になってはいないではないか!これでは100%観光ではないか!

と思いながらも、足はドレスデンの旧市街地散策へ。

その後、聖母教会の塔のてっぺんまで登って、ツアー参加者(お客様!)に記念撮影までお願いしてしましました。

 

すこし、長くなってしまいましたが、ドイツ旅行(もとい、出張!)レポートはまだまだ続きます。

 

「工場見学レポートその2」