史上最⾼のピアノ、しかもアップライトピアノは何ですか?
何をお薦めしますか?その問いに対して多くのピアノに携わる⽅々から、「それはベヒシュタインの8でしょう!」と語り継がれて来たピアノが正にこのモデルです。
その理由の⼀つにベヒシュタインの⼩型グランドよりも⾼額な価格設定のアップライトである事があります。材料や品質に徹底的に拘った最⾼級アップライトと⾔われる⼀つのジャンルを作り出したモデルとも⾔えます。

 

 

 

 

新品の純正オリジナルハンマーヘッドに交換しています。ベヒシュタイン社は各モデ
ルの特性を知り尽くしており膨⼤な試作を繰り返して辿り着いた結論、そのハンマーに交換されています。
ピアニシモからフォルティシモ、連動する各ダイナミックの⾳に対するニュアンスの変化。またタッチコントロールで必要な⾳⾊を取り出す事を容易にする。現在素晴らしいサウンドを奏でています。
これはピアノメーカーがハンマー部品を最重要部品と考え⾃社開発し、到達した事に
よって成し得たクオリティーと⾔えます。

 

オールド設計のベヒシュタインの特徴として1つの⾳を構成する3本弦をアグラフで固定し弦振動の端末処理とし個々の⾳の独⽴性を⾼める⼯夫がされています。しかもこれは最低⾳から最⾼⾳まで同じ技法で作られています。
美しい⾳でよく伸びる⾳の特徴を持つベヒシュタインですが⾳が溶けこみパッセージの動きが聴き取れない、そんな事が起きず隅々まで⾳を分離し各部声部の持ち味を⼗分に引き出す事が出来ます。

もう⼀つのベヒシュタインのオールド設計の特徴としてフレームのチューニングピン部分のエリアの窓開け構造です。
⾒ての通り弦振動を⾦属であるフレームにを介さずに出来るだけ⽊材の美しい発⾳ニュアンスを主体とした⾳を⽬指していた事が⾒て取れる部分かと思います。
美しい⾳であるが柔らかすぎず分離性が良く、よく歌いニュアンスがタッチコントロールで多彩に変化出来る。
その弾き⼼地を感じて出る⾔葉は・・いいですねベヒシュタイン!

 

コンサート8の独特の弾き⼼地を作り出しているのは鍵盤が⻑いからであると⾔われていますが、実際に⼀般的なアップライトと⽐較してみたのがこの写真です。意外にも⽀点から前の部分はほぼ同規格です、⻑いのは⽀点から作用点までの距離でした。⻑くて、そして⾼い。

実⼨で32mmテコの原理から重いものを軽く動かす事を⽬指したというよりも鍵盤コントロールを拡⼤、拡張させてより⼤きなコントロール感覚を得ようとしている、それが⾒て取れます。深くしなやかで余裕のある快適な弾き⼼地の鍵盤、こんな⼯夫がされています。

 

表⾯に美しい⽊材の⾵合いを表現したオープンポア仕上げで作られています。オープンポアとは⽊材の導管がオープン(塗り固められていない)であると⾔う意味です。この塗装ケースの⾳の特徴は⾳がケースからよく抜けて、特に⾼次の倍⾳が良く歌い⾳のセパレート感がより引き⽴つサウンドとなっています。

 

 

 

 

ペダル設計について

奥が⾼く⼿前が低い前下がりのペダル設計です。是⾮踏んで⾜の先で感じてみて下さい。「これはいい!」って⾔葉に出てしまいます。
少し踏み込んだ位置、弦振動がペダルでリリースされ始める掛かりの位置(少し重くなりハーフペダルになる位置)その状態の時にペダルの⽀点、⾜先の接点、かかと。
この3点が⼒学的に最も理想的な状態になる事で、ごく繊細なペダリングワークを可能にしています。これは踏んでいる⾜で感じる事が出来ます。理屈抜きに快適なコントロール感です。

 

 

 

価格
¥3,600,000-(税込)
状態
中古 /  展示中
展示場所

本社ショールーム

鍵盤
88 鍵盤はアクリルです。
芯線、ベース弦の部分 錆は発生しておりません。
ハンマーヘッド
肉厚で十分あり、オリジナルハンマーであり、当時の音色の演奏をお楽しみいただけます。
ペダル
2本
外装
美しいウォールナット艶消のケースで大きなダメージはありません。