2016年2月21日(日)
明日2月22日は、F.ショパンの誕生日です。そして新旧プレイエルで録音した24の前奏曲を紹介します。演奏はYves Henry氏、ユーロピアノのイベントではおなじみの名教師、名ピアニストです。
約10年前に、ユーロピアノの東京ショールームで初めて行われたコンサートは衝撃的でした。その時も1930年代のプレイエルと新しいプレイエルでのコンサートでしたが、このCDは1838年のプレイエルとの弾き比べ。ショパンの時代の楽器の響きが現代の響きとかなり違うことに驚きます。しかし耳が慣れてくると、何とも言えない弱音の美しさを感じられるようになります。
そして、今このブログを書いている時に、所沢では、K.リフシッツによるベヒシュタインでの「ショパン:24の前奏曲」コンサートが開かれようとしています。バッハの平均律にヒントを得て作られた前奏曲、その調性をどう表現するのか興味深いです。