My Favorite CD Vol.37 ポリーニのモーツァルト

2016年9月1日(木)

pollini

ある音楽評論家が絶賛していて、いつか聴こうと思っていたCD。絶好のカップリングで再販されたので、購入して聴いています。
ポリーニとベーム&ウィーン・フィルという最高の組み合わせでモーツァルトのイ長調協奏曲とベートーヴェンの「皇帝」。ちょうど#と♭が同じ数の調というのは考えての組み合わせなのでしょうか?
イ長調の2楽章を絶賛していたのですが、クラリネットの音色がこれほど生かされているのは、さすがモーツァルトですね。淡々と演奏されているのですが、気付くともう3楽章になっているくらい自然に耳に馴染んでいました。両端楽章とのギャップがすごくあり、気持ちの切り替えが必要になります。
限られた協奏曲しか録音していないポリーニ。完璧主義なためか、今後もソロ演奏に専念するのでしょうか? (アバドとの共演が多かったですが、今は亡き)
「皇帝」もすばらしく、思わず交響曲3番の「英雄」と勘違いしてナポレオンを想像してしまいました。まったく40年近く前の演奏とは思えない。