「名曲掛け流しシリーズ」と題しまして年数回、延楽文化サロン「清渓」で行われる澤ファミリーの楽しい音楽会。
会場はリニューアルした延楽文化サロン「清渓」。黒部峡谷の絶景と日本画の名作、そして世界三大ピアノであり、ぬくもりのあるベヒシュタインが使用されます。
この夏、日本音楽界をリードする澤ファミリーの特別な音楽会が、
7月14日(日)7月15日(月)の2日間、宇奈月温泉 延楽で開催されます。
富山の季節のお料理と温泉を合わせてご堪能いただける宿泊プランもございます。
澤ファミリーの心を結ぶ至福のハーモニーをお楽しみいただくことができます。
■開催日:2024年7月14日(日)・15日(月)
■開場:14:30 / 開演:15:00
会場:延楽文化サロン「清渓」(〒938-0282 富山県黒部市宇奈月温泉347-1)
チケット:通常一般7,000円(税込)全席自由席※
主催:延楽
▽チケットは以下のほうからお問い合わせください。
(TEL):0765-62-1211 (メール):mail@enraku.com
▽延楽公式サイト
https://enraku.com/
▽ご宿泊プラン
https://www7.489pro.com/asp/489/menu.asp?id=16000007&ty=lim&plan=97&lan=JPN
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【プログラム】
モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423
ヴォーン=ウィリアムズ:グリーンスリーヴズによる幻想曲
マスカーニ:アヴェ•マリア
アイルランド民謡: ロンドンデリーの歌
バルトーク:2つのヴァイオリンのための44のデュオより
岩代太郎: 「黒部の太陽」
日本のこころ
(花、村の鍛冶屋、故郷、待ちぼうけ、夕焼小焼)
ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品
(プログラムは変更になる場合がございます)
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【プロフィール紹介】
澤 和樹 (ヴァイオリン/ヴィオラ)
1979年、東京藝術大学大学院修了。「安宅賞」受賞。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。
イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。’80年より文化庁在外研修員としてロンドンに派遣され、ジョージ・パウク、ベラ・カトーナ両氏に師事。
’84年に東京藝大に迎えられるとともに本格的な演奏活動を開始。’89年には、文部省在外研究員としてロンドンの王立音楽院に派遣され、さらに研鑽を重ねた。
この時期、アマデウス弦楽四重奏団メンバーとの出会いにより澤クヮルテットの結成を決意する。’96年より指揮活動を開始、九州交響楽団、東京フィル、日本フィル、札幌交響楽団、
紀尾井ホール室内管弦楽団等にも客演し好評を博す。
東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て2016年より2022年まで東京藝術大学長。2023年、韓国文化体育観光部長官賞を受賞。現在、東京藝術大学・英国王立音楽院名誉教授。
昭和音楽大学客員教授、東京大学先端科学技術センター・フェロー。
澤 亜樹 (ヴァイオリン)
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部首席卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。2010年より2年間、文化庁新進芸術家海外研修員として、英国王立音楽院に留学し、最高位(DipRAM)を得て首席卒業。青山
音楽賞新人賞、松方ホール音楽賞受賞。これまでに藝大フィルハーモニア管弦楽団、ウクライナ国立フィルハーモニー、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。
2014年、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。修了時に大学院アカンサス賞受賞。東京文化会館にてデビューリサイタルを開催。現在、東京藝術大学音楽学部、
洗足学園音楽大学非常勤講師及び藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター。
蓼沼 恵美子 (ピアニスト)
東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学を首席卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修了後、ロンドンにてマリア・クルチョ女史に師事。
1983年、ミュンヘン国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門にてヴァイオリンの澤和樹と共に第3
位入賞。’84年、東京にてソロデビューリサイタルを開催し、本格的な演奏活動を開始する。これまでに、国内外の著名アーティストとも多数共演、高い信頼を得ている。2004年には、妹、蓼沼明美とピアノデュオによるリサイタルを開催し、
CD「姉妹デュオによる珠玉の連弾」、’11年、ヘンシェル弦楽四重奏団とのCD「シューマン&ブラームスのピアノ五重奏曲」はいずれも音楽誌上で高い評価を受ける。
澤和樹とのデュオ活動は45年以上におよび、フィンランドのクフモ、サヴォンリンナ、イギリスの湖水地方、アメリカのボウドイン、アイルランドのウェスト・コークなど、国内外の音楽祭に招聘される。
’06年の「ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲チクルス」は国内各地、イギリスでも成功を収めた。
また、’14~15年の「シューベルト、シューマン、ブラームスをうたう」シリーズのライヴCDは、いずれも「レコード芸術」特選盤として紹介されている。
現在、昭和音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師