Claude Bollingを汐留で聴いた日

2015年2月13日(金)

昨日汐留ベヒシュタイン・サロンのスタジオから、クロード・ボーラン(ボーリングとも)の曲が流れてきました。ピアニストの内藤晃さんがフルートと合わせていたのです。ここで聴けるとは思っていなかったので、すごく懐かしくなりました。

というのも自分が調律専門学校生時に、一年下の管楽器リペアのキム君と演奏したことがあったからです。曲は「フルートとジャズピアノトリオのための組曲第1番」で、全7曲中6曲を弾きました。当初ドラムやベースも探してということだったのですが、結局ピアノとフルートだけで。調律の練習をしながら、調律ボックスで放課後合わせ練習をしていました。15年くらい前の話です。

本番は名古屋のフルートメーカーの小さいホールで(もう今はないのかもしれない)。アガリ症の自分としてはかなり頑張ったのですが、実際どう聞こえたのでしょうか? キム君は、韓国で音大を出てから日本語を覚えてリペアの道へ来るという経歴。持っていたムラマツのフルートはいくらしたのだろうか?と。(今はソウルで三響フルートの韓国支店長をしていると聞いています)

ボーランはフランス人で現在84歳、J.P.ランパルに捧げた上記の曲が大ヒットし、続編でギター(ラゴヤに献呈)、チェロ(ヨー・ヨー・マに献呈)、ヴァイオリン(ズーカーマンに?)など同じピアノトリオ編成の曲を作っています。ジャズとクラシックの中間のような感じで、とにかく楽しいです。

昨晩はついついランパル盤とその他にロセッリというフルーティストのものを続けて聴いてしまいました。また練習してみようかなぁ? 合わせる人がいないけど。