What Day is Today? 5月21日 画家の中の画家誕生

2015年5月21日(木)

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1471年5月21日、「画家の中の画家」と言われたアルプレヒト・デューラーがドイツ・ニュルンベルクに誕生しました。

私が小学校の時に、図工で名画を模写する機会があり、自分はロイスダールというフランドルの画家の絵を模写していたのですが、同級生が「キリストみたい」と言って模写していたのが、デューラーの有名な「自画像」でした。こちらをじっと見つめてくる眼力は当時も強烈な印象を受けました。

自画像は当時はっきりいってお金にならなかったと思います。しかし多くの画家が自画像と思われる絵を残しています。レンブラントがその多さでは群を抜いているでしょうか?

それは己の姿に自信があったのか、モデルがいなかったのか?いろいろ説はありますが、デューラーの場合は、前者で自信があったと言われています。現在ミュンヘンのアルテ・ピナコテークにある「自画像」の他にもプラド美術館にもあったと思います。

生地のニュルンベルクは、ナチスとのかかわりが深いことから、先の戦争で徹底的に破壊されましたが、その後旧市街はほとんど復元され、世界遺産にもなっています。デューラーの生家も残っています。

ニュルンベルクのゲルマニア博物館には武器や絵画の他に、古楽器のコレクションも多く、特にノイペルト社の寄贈?チェンバロ・コレクションは膨大です。ニュルンベルガーソーセージを食べながら、訪問してみるのもいいですね。