2015年5月7日(木)
1833年5月7日にブラームスが、1840年はチャイコフスキーが生まれています。どちらも西洋音楽史にはなくてはならない人物ですね。
ビッグすぎていろいろなエピソードがあり、このスペースでは書ききれませんが、お勧めの曲を紹介しましょう。
ブラームスの弦楽五重奏は2曲ありますがどちらもお勧めです。しいて言えば第2番の3楽章。もうブラームス以外書けないというメロディーです。もっと聴いていたいと思っていると4楽章になっています。ベルリンフィルのメンバーか、メロス・カルテット+コセ(ヴィオラ)の演奏を自分はよく聴きます。
チャイコフスキーはバレエ音楽の「くるみ割り人形」が聴いていてわくわくしますね。できれば組曲版でなく全曲で聴くのをお勧めします。話の内容がたしかクリスマスの夜の設定なので、今の時期はあまり聴くことはないですね。またピアノに編曲したものもあり、超絶技巧が楽しめます。オケ版はドラティ&コンセルトヘボウで、ピアノはプレトニョフが自身で編曲し弾いたものが素晴らしいです。
ブラームスもベヒシュタインを弾いていたというのはあまり知られていません。ベルリンでのコンサートで弾いていたという記録があります。録音があると非常にいいのですが、ベヒシュタインで弾くにはうってつけの曲がたくさんあると思います。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、ハンス・フォン・ビューローによって初演されました。ただ、アメリカのボストンが初演地ということなので、ベヒシュタインの可能性は薄い?かもしれません。