2015年7月23日(木)
先日アップライトピアノを納品しました。「ピタゴラス」と命名された特殊クレーン車を使って。
現れたのはシルバーのクレーン車。非常に狭い所へもピンポイントで上げ降ろしができる。電線や隣の家のガレージなどをすり抜けて、クレーンが伸び、ピアノが吊りあげられ、無事に納品されました。
屋根を飛び越えて、まだまだかなり遠くまで伸びるようです。ピアノが降りて行く場所の人とは無線でやり取りをしていました。なかなか神経を使う作業だなと思いました。
「ピタゴラス」という名前はもちろん「ピタゴラスの定理」のあのピタゴラスからですが、音律についても彼は非常に重要な発見をしている人物で、その「ピタゴラス」でピアノを納品したというのも、なにか感慨深かったです。現代のピアノはピタゴラス音律で調律されることはほぼないですが。
搬入が少し難しい所など、今後は利用していきたいと思いました。