C.Bechstein Classic124 Nussbaum satiniert

2015年8月7日(金)

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ベヒシュタイン・マイスターピースのclassic124、秘かに一番いいアップライトピアノだと思っています。(classic118が以前のモデル12の後継と言われるように、この124はconcert 11の後継モデルです)
よくKing of Uprightはモデル8、ということを聞くのですが、音が大きすぎる、そして鳴りすぎてコントロールが難しいと個人的には思います。もちろんKingという称号に何ら異存はないのですが、アップライトピアノは個人的に楽しむ楽器というイメージがあるので、そこまで大きくなくてもと思ってしまいます。
ただ、以前は6(150センチ)、7(140センチ)という8よりも大きいモデルもありました。恐ろしい、どれだけ響くのか!?
この124の魅力は何か?と考えた時に、自分が思うのは音のバランスが低音から高音までとてもいいということ。118と比べると、もちろん価格差があり当然ですが、中音から低音への鳴りが違います。鍵盤も少し長い(1センチほど)ためかさらに弾きやすい。予算と置き場所が許せば自分も124を購入していたでしょう。
今汐留ベヒシュタイン・サロンには、124のNussbaum satiniert(ウォルナット艶消し)が展示中です。くるみの少し節が特徴的な木目です。今は少しダークな色のものが主流ですね。色を気にしなければ、黒艶出しの方が少し価格も下がります。比較試弾にぜひお越しください!