2015年8月12日(水)
1945年8月12日、日本はポツダム宣言を受け入れ降伏、8月15日の終戦をむかえました。この時期は戦争関連の式典が多く、特に今年は戦後70年という節目の年でもあり、高校野球を見ながらいろいろと考えさせられます。
ポツダムはベルリンの郊外にある街で、会議が開かれたツェツィーリエンホーフは観光地となっています。さらには、「サン・スーシー無憂宮」もあり、音楽史的にはフリードリヒ大王が大バッハにジルバーマンのフォルテピアノを弾かせたとも言われているところです。最近ではべヒシュタインの黄金ピアノも展示されていたり、かつてのプロイセン王国を象徴する場所でもあります。
私もドイツ滞在中にベルリンから訪問し、ガイドツアーで無憂宮を見学、広い宮殿敷地内を歩き、陶磁器の東屋、新宮殿を見ました。もちろん会議の開かれたツェツィーリエンホーフも感慨深く見学しました。そういう歴史的な場所で世界遺産にもなっているのですが、普段は緑豊かな郊外の別荘地、保養地という雰囲気です。
ベルリンから近郊列車(Sバーン)で行けるので、ぜひベルリンに滞在の際は訪問をお勧めします。(ジルバーマンの楽器も展示してあったと思います。)