2015年11月15日(日)
プレヴィンのピアノはほんとうにオシャレです。モーツァルトとベートーヴェンが全く同じ楽器編成、同じ変ホ長調で書いた室内楽。ピアノと管楽器という対立ではなく、仲良く音楽を作り上げるという感じの曲です。
モーツァルトは少しゆっくり目に曲が始まるのですが、ウィーンの管楽器の独特な音と、ウィーンのピアノ・ベーゼンドルファーの響きが本当に溶け合っている感じで、ゆったりとした休日の朝に聴きたいと思います。
それまではブレンデルとホリガーやバウマンといった名手との演奏を聴いていましたが、プレヴィンを聴いてからは断然こちらですね。
変ホ長調というのは、この時代の管楽器にとって吹きやすい調なのでしょうか? ベートーヴェンは結構変ホ長調を使っていますが、モーツァルトは39番のシンフォニー以外あまり知りません。(管楽器のための協奏曲KV.297bというのが変ホ長調だったので、やはり吹きやすい調なのでしょう)