2015年11月15日(日)
ちょっとブログが重なってしまっていますが、書かずにはいられないほどの人物が生まれた日です。1942年11月15日、ダニエル・バレンボイムが誕生しています。
言わずと知れたピアニスト、指揮者としてどちらも世界トップの実力と人気を持ち、幼いころからフルトヴェングラーに認められ、コンサートも開くなど常に第一線にいる人です。最近は平行弦のグランドピアノをクリス・マイネと共同で作りましたね。
私はピアノの先生から、フォーレのレクイエムのCDをもらった時に、初めてバレンボイムという「指揮者」を知りましたので、ピアニストというよりは指揮者というイメージでした。歌手もディースカウなど一流の人でしたから、若いのにすごいなぁというくらいでした。
しかし、いろいろ知っていくと、ベートーヴェンのピアノソナタ全集(5回?)、モーツァルトのピアノ協奏曲全集(弾き振り)など、とにかく録音数がすごい! 交響曲、オペラなども合わせるとどんな数になるのか? さらにそれらをほとんど暗譜しているというから驚きです。一瞬で映像として頭の中に残るというようなコメントをしていましたが、頭の中、見てみたいです。
シカゴ交響楽団といれた、サン・サーンスの交響曲第3番が自分としてはスピード感があり好きです。
ユダヤ系の人ですが、音楽に対し分け隔てなく接し、イスラエルでご法度のワーグナーの曲を演奏したり、ブラジルのサンバ、アルゼンチンのタンゴを弾いたりととにかく「The 音楽人」という感じです。その才能は羨ましいを通り越してただただ驚きと称賛です。