中古 ベヒシュタイン S 修理記録 ~2~

2016年7月27日(水)

響板の割れを埋めて(響板と同じスプルースでくさび型にしたものを割れに詰めます)、その表面を丁寧にやすりがけしました。これでひびの入っていた響板がクラウンを取り戻し、太鼓のように響いてきます。

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フレームが載っていない状態のピアノは意外に軽く、裏返して埋めた部分にできた出っ張りも削っていきます。普段はあまりというかほとんど目にしないピアノの裏側です。棚板やペダルの構造が見えています。Sはカットオフバーが無いんですね。

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ただ今張弦をしています。(交差している個所は、後から張るのがなかなか大変な箇所です)

はじめは張力も緩いのですが、だんだんとピッチを上げていき楽器になじませていきます。

ピンと張っていく時に「ウィーン」と気合が入るような瞬間は、楽器になっていくのを感じます。

響板の中央にべヒシュタインのロゴも入り修理前の印象とかなり変わってきていますね。

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弦振動を響板に伝える駒ピンは真鍮が使われています。

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これからアクション部分の修理、組み込み調整となっていきます。

ダンパー付けも重要ですのでまたご紹介します。

 

お問い合わせは、八王子技術営業センター:042-642-1040まで。

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