2016年6月7日(火)
ハンマーを選び、穴をあける前の状態です。右上にいくつかあるのは「あまり」です。88本ぴったりではなく、何か問題があった時などに交換できるように90数本くらいが1セットになっています。(ハンマーウッドの幅が太いものは数が減ってきますが)
このハンマーはアンダーフェルトのないタイプです。(どういう音を出すかメーカー、モデルの考えでフェルトの硬さ、形が違ってきます)
象牙鍵盤は漂白が終わりました。過酸化水素水を薄く塗って陰干します。象牙の表面には導管がたくさんあいており、そこに汗や脂がしみ込み、表面はサラサラしていますが、それらが後に黄ばんできます。しかし漂白もやり過ぎると象牙がはがれたり、場合によっては割れの原因となりますので、程度の見極めをする必要があります。
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