第2回ベヒシュタインデイ『持ち運べるピアノ?』では福田ひかり先生をお招きして、
ピアノとクラヴィコードの比較をとても分かりやすく丁寧にご説明して頂きました。
Program
J.S.バッハ ・平均率第1巻第1番 ハ長調 BWV846 プレリュード
・メヌエット ト長調BWV Anh.114
≪インヴェンションとシンフォニア≫より
・インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772
・シンフォニア 第11番 ト短調 BWV797
・インヴェンション 第11番 ト短調 BWV782
・インヴェンション 第6番 ホ長調 BWV777
・インヴェンション 第10番 ト長調 BWV781
C.P.E.バッハ ポロネーズ ト短調
J.S.バッハ 平均率第1巻第1番 ハ長調 BWV846 フーガ
スカルラッティ ソナタ K.87
ドビュッシー 月の光
ハイドン ソナタ Hob.XVI/37
モーツァルト ソナタ K.310
特に印象的だったのはモーツアルトの曲を題材に、【ピアノで今までやってきた表現は『悲しみから解放された明るいイメージ』だったがクラヴィコードで演奏してみると実は『悲しみをグッとこらえている表現』だったということに気が付いた】というとこでした。
今回は調律法について触れておりませんでしたが、現代では平均率で調律されたピアノで練習し表現する事が普通になっていますが実際作曲家が作曲時に使った楽器、調律法で演奏してみると本当に表現したかった事、楽譜に書いてある装飾音やスタッカートの意味が見えてきたりしてとても面白く感じました。
6月20日~7月20日までクラヴィコード&ピアノの弾き比べにご参加、アンケートにご協力くださった方々どうもありがとうございました!
福田ひかり先生、素晴らしい演奏と分かりやすいレクチャーどうもありがとうございました!
来年の2月24日(水)、杉並公会堂にてベヒシュタインピアノを使ったコンサートがありますのでそちらもお楽しみに♪
/ara