当社、ユーロピアノのホームページ上のブログで、内容としてはふさわしくありません。
しかし、毎日の新聞、メディアによる報道が、いかにもお粗末なので、そのばからしさに呆れて、あきらめてもいけませんので意見を吐露することとしました。毎週最低1回は書くことにします。―-ピアノの話ではなくてすみません。
再開・新生その1 2015.12.1
「高齢者による高速道路、逆走について」
もう30年もまえのドイツでの話です。当時も今も、ドイツのアウトバーンは、料金所がありませんから、日本よりもはるかに逆走車は多かったものと思います。
ドイツ人的おせっかいから、誰でも逆走車を見るとすぐに警察に通報します。1番早く、知らせる人がいると、それは直ぐ自慢話となって周りの人に喋りまくります。
警察はその情報をもとに、すぐにヘリコプターで確認し、全車両のラジオに強制的にすぐ放送で連絡を入れます。アウトバーン管轄専用の警察もあります。
逆走車がでると、ラジオに“Achtung! Achtung !! 只今、フランクフルトからケルンに向かう3号線でコブレンツ付近からケルン方面に向けて逆走車が1台走っています!注意をしてください!!”と強制的にニュースが入ります。
それを聴いた逆走車運転の老夫婦は、“おい、今の放送はおかしいよ!だって、逆走車は1台と言っていたろう、でも何台も来るじゃないか!”
逆走車の日本の対策?はナンセンス!。何故か?
ドイツを見てください、誰でもすぐ逆走してしまう入り口に料金所のない個所は、アウトバーン・バイパスの入り口など、全独に何万、何十万とあるわけです。
逆走車(ドイツでは、かって“Geister-Wagen=幽霊車と呼ばれていた ”)が起きたら、運転者、個人の責任を追及する、個人が自覚すれば済む話なのに、馬鹿な日本の警察はこんな事にすぐ右往左往する。そういう逆走をした人から、50万円程度の罰金を取れば済む話だから。しかもこうすることで、何もしなくて税金が増えるのに。。。。
バカげていると思いませんか?!―--今日はおしまい。
ユーロピアノ株式会社
代表取締役社長
戸塚亮一