2015年12月3日(木)
<日経・東京版 保育所整備の課題 2015.12.1朝刊>より。
女性の社会進出と労働力確保の助けになる保育所の整備はなかなか進まない。
用地・物件の確保が最大の課題であるという。
日本という平地が少なく人口の多いところでは、何をするにも必ず課題となる。道路拡張なども永久的な課題である。
でも政治家と役人が、ちょっと頭を使えば解決妙案はいくらでも出てくる。
その一つ。地主から生前に役所へ提供させる制度を作る。役所は、ほしいところだけを買い上げればよい。ただし、お金を払うのではない。本人の相続税からその借り上げ時の価格で、相続税を考慮すればよい。都内に空いている土地はいくらでもあるし、それが、相続のとき問題になって事が進まないとしたら、全くの無駄である。役人はお金を吸い上げてそれをバラまくのでその過程で利権が生じ、天下り機関の増殖を図る。
私が毎日通勤する歩道は狭く、すれ違うことさえできない個所がいくつもある。こういう場合、区がそこの地主に“道を拡幅したいので、生前に提供してくれませんか?相続の時点で納めるべき税金から控除致しますので。万一、納める金額の方が少なければそのとき、土地代金をお支払いします”といえばよい。もちろん応じない地主もいるだろう、それはそれでよい。生前に提供してくれる地主にちょっと金額で考慮すれば、どんどん土地は手に入る。
ユーロピアノ株式会社
代表取締役社長
戸塚亮一