2016年1月21日(木)
新年あけましておめでとうございます!
新年から明るい話題がないまま、20日まで来てしまいました。
1月2-3日、に箱根駅伝で青山学院の快挙があったものの、中国経済の破綻から、年初来の株安が続き、変な殺人、バス事故と続きました。これら犯罪の繰り返しの遠因は、「日本の罪の軽さ」です。
雪が降りました!歩きにくい中、漸く駅にたどり着きそして、30分、1時間と待たされて、会社にたどり着きました。
ドイツに面白いというか、民主主義の根幹を示す、法律=規則 があります。
“雪が積もると、自分の家の前はすべて雪掻きして歩道をきれいにしなさい”というものです。万一、「自宅前の歩道の雪掻きがなされていない場合、雪の悪路で転倒して怪我をした場合、その治療費などの保証をしなければならない」、というものです。
つまり、社会生活上の公益の安寧維持を、役所だけが維持するのではなく、個人が果たすべき役割として、法律で規制しているのです。
だから、誰でも早起きをしたり、出勤時間を犠牲にしたり、雪掻きをしています。マンションの場合、1階の居住者の義務です。喜々としてこういう作業をする、そこに社会に参画している、という満足があるわけです。
雪掻きだけでなくこういう考え方が、ドイツでの生活の心地よさを保っています。
ユーロピアノ株式会社 代表取締役社長 戸塚亮一