W.Hoffmann T161 音楽教室に納品

ホフマン T161_1
少し前にホフマンT161を納品させて頂いた水戸市の音楽教室に伺ってきました。
 
ここはギタリストのご主人とピアニストの奥様という音楽一家が運営しているfelice音楽教室
 
入口を入ると二つの部屋があり、一つがご主人のギター教室でクラシックからメタルまで幅広く教えてらっしゃいます。そしてもう一つが奥様のピアノ教室で、元々ディアパソンのグランドが1台入っていましたが更にもう1台をということでホフマンT161を納品させて頂きました。
 
わざわざ水戸から弊社の八王子技術センターまでお越し下さりピアノを検品。八王子は1階の工房を通り2階の検品スペースへご案内するのですが、その時に修理中の中古ピアノや工具をご覧になって頂きながらしばし雑談。知的好奇心に富んだ方で、楽器の造りによる音色の違いなど色々お話させていただきました。その中でバレンボイムが作った並行弦のピアノの話にもなりましたが、意外とピアニストの中でも楽器そのものに興味を向けられる方は少ないですので、この話が出てきた時は私も大変嬉しく思い、存分に会話を楽しませて頂きました。
 
さて2Fへご案内して楽器に弾いた途端、出てくる音の素晴らしさに感動されていたご様子。小型グランドとは思えない音色と音量に、その場でご購入を決断されました。
 
ホフマン T161_2
こちらが今回納品させて頂いたホフマンT161。「本当にピアノが演奏の仕方を教えてくれる。生徒さんにこのピアノを弾かせると、良いところもそうでないところもハッキリと音になるので、演奏が劇的に変わる」との先生談。
 
ホフマン T161_3
教室の様子です。右側がホフマンT161です。黒い2台ピアノと明るい照明や壁床とのコントラストが美しいです。
 
ホフマン T161_4
この日はピアニストのご友人がいらっしゃっており、学生時代の話から今のお仕事等のお話に華を咲かせていました。ヨーロッパでは昔から、ピアノがある場所というのは人と人が集まり交流する場。そんな本来あるべき文化の姿の一端を垣間見ることが出来て、私も暖かい気持ちにさせて頂きました。
このfelice音楽教室が、ピアノを愛する人たちの心と心が通う場になることを願っています!

この度はご納品誠におめでとうございました。

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