2015年12月14日(月)
1788年12月14日、J.S.バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハが没しました。はじめて有名人の亡くなった日を取り上げましたが、この年に注目してほしいです。古典派のモーツァルトは、1788年には交響曲第39番、41番などを完成させており、この3年後の1791年にはもう亡くなります
J.S.バッハのあと、急にハイドンが出て、モーツァルトが出てというイメージがどうしてもドイツ音楽史にはありますが、実はその間にJ.C.バッハ含めバロックから古典派へとつなぐ人達がきちんといるのです。
個人的にC.P.E.バッハの曲が好きなので、チェンバロ曲やオーボエ協奏曲など聴いていますが、当時は父のJ.S.バッハよりも有名で、ポツダムでフリードリヒ大王と演奏している絵画なども有名です。フォルテピアノも愛用したということで、フォルテピアノでの録音もけっこうあります。でもJ.S.バッハ、モーツァルト、ハイドンのようにピアノで演奏される機会はごくまれな気がします。その差はなんなのでしょうか？