What Day is Today? 6月7日 ジョージ・セル誕生

2016年6月7日(火)

1897年6月7日、ハンガリーに指揮者のジョージ・セルが誕生しました。
はじめはピアニストとしても名を馳せましたが、16歳で指揮者デビューし、名門クリーヴランド・オーケストラを育てました。
いまでこそアメリカ・ビッグ5に数えられるクリーヴランド・オケですが、戦後の1940年代はそれほどでもなく、むしろ田舎のオーケストラという感じでした。スパルタで、かなりの人員の入れ替えも行われ世界的にトップクラスのオーケストラに育てたのは有名です。日本ではあまり知られていませんでしたが、1970年の万博の年に来日し、その演奏はセンセーショナルなものでした。今でもその時の録音は語り継がれていますね。その直後に亡くなっていますので、覚悟の来日だったとも言われています。
個人的には勝手に曲を編曲してしまうとか、皮肉屋で怖いというイメージがありあまり聴いていませんでしたが、最近ドホナーニ時代のクリーヴランドオケを聴き感銘を受けて、前のセルの演奏も聴くようになりました。ベートーヴェンのシンフォニーやブラームスのピアノコンチェルト(ソロはフライシャー)も今聞いても驚くほどのアンサンブルです。コンセルトヘボウとのシベリウスやベートーヴェンも名盤です。
本名はゲオルグ、ジェオルジェなどと言われますが、アメリカに定住する時に「ジョージ」となってしまったようです。同じハンガリーでも指揮者のショルティは「ゲオルク」で通しているので、そういうところには無頓着だったのかもしれません。