ベヒシュタインのピアノは、ピアノ製作者カール・ベヒシュタインと親交の深かったベルリンフィルの初代指揮者ハンス・フォン・ビューローの意向がその設計思想に反映されており、ある意味「ピアノ的でない」面白さを持ったピアノと言えます。分離感の良い音場で、異なる楽器たちがアンサンブルしているような趣を醸し出し、それが、ビューローの求めた「オーケストラのような表現力」に繋がっているのです。今回は、2人のピアニストの連弾を中心に、そんなベヒシュタインの個性を体感していただければ幸いです。内藤晃
日時:2026年10月18日(土)14:00時開演(13:30開場)
入場料:3,000円
お申込み:ベヒシュタイン・セントラム東京ショールーム
03-6811-2925
※演奏順、曲目は変更の場合がございます。
イベント詳細
プロフィール:
内藤 晃
東京外国語大学卒業。レクチャー、演奏・文筆活動を通じて、音楽の奥深い楽しみ方を広く発信している。作曲家の一次資料を収集・研究しており、訳書W.イェーガー編『師としてのリスト~弟子ゲレリヒが伝える素顔のマスタークラス』(音楽之友社)は、リストのレッスン風景を記録した貴重な書物の邦訳である。「作曲家のレッスンを覗いてみたら…」(月刊『ムジカノーヴァ』)などの連載のほか、CD、楽譜などへの寄稿も数多く行っている。その自然な音楽づくりは共演者から厚い信頼を得ており、自身のCD(「言葉のない歌曲」など)のほか、春畑セロリ氏(作曲家)や故・吉川雅夫氏(マリンバ)らのCD録音にも参加。リコーダー、鍵盤ハーモニカ、ピアノによる「おんがくしつトリオ」を主宰し全国的にアウトリーチ活動も行うほか、自身のレーベルsonoritéを設立し、美意識を共有する音楽家たちをプロデュースしている。
鶴澤 奏
これまでにピティナピアノコンペティション特級銅賞、日本ショパンピアノコンクール第2位など。野島稔・よこすかピアノコンクールにて第1位受賞時には野島稔氏より「けれん味のない音楽がそのまま楽曲の満ち足りた表現として十分に聴き手に伝わる」と評される。2021年sonoritéよりデビュー盤 「An die Musik−鶴澤奏 シューベルトアルバム」を発売。(レコード芸術準特選盤等)。
東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業後カナダへ渡る。リー・カムシン氏の下研鑽を積む傍ら、バンクーバー響首席メンバーらと共演を重ねる。近年日本へ拠点を移し、ソロ・室内楽奏者として積極的に活動、今年4月にはラ・フォル・ジュルネTOKYOにてピティナ ✕ YAMAHAのステージに出演するなど活動の幅を拡げている。ピアノ芸術研究会正会員。
開催日
2026年10月18日(日)
開催場所
ベヒシュタイン・セントラム 東京
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビルB1F