技術者紹介

加藤 正人(かとう まさと)

岐阜県多治見市生まれ
1982年 国立音楽大学 別科調律専修修了
1989年 渡独 ヒルデン市 タイヨー・ムジークインストゥルメンテGmbH入社
1992年 ベルリン・ベヒシュタイン本社 マイスター試験準備
ルードヴィクスブルク市・ピアノ・マイスターシューレ入学
1993年 ドイツ・ピアノ製作マイスター
1993年 帰国 有限会社タイヨー・ムジーク・ジャパン(現 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン)入社
2013年 取締役副社長 技術部長
2017年 代表取締役社長就任

現在、BDK(ドイツ・ピアノ製作技術者協会)会員・日本ピアノ調律師協会 国際局参与
一級ピアノ調律技能士

  • 講座など
    小出郷文化会館「ルドルフ・マイスターピアノ合宿」公開講座講師(1997年〜)
    ベヒシュタイン「技術セミナー」(自社主催行事、日本ピアノ調律師協会主催行事)通訳
    アーベルハンマー「技術セミナー」(日本ピアノ調律師協会主催行事)通訳
    国立音楽大学「夏期講習 “ピアノの発展”」マティアス・フックス氏と共同講義(2003年)
  • 著書
    ビジュアルで楽しむピアノの世界(那須田務監修 2007年)
  • 主な録音
    山本英次:グリーンスリーブス
    ルイ・レーリンク:夢の後に
    内藤晃:プリマベーラ、Les Saison
    大町茂&林田賢:Vocalise DuOH!
    中鉢聡・瀧田亮子:プリモ・バーチョ
    近藤嘉宏:

    • ベートーヴェン ピアノソナタ12 13 14 15、
    • ベートーヴェン ピアノソナタ16 17 18、ベートーヴェン ピアノソナタIII
    • ベートーヴェン ピアノソナタIV 〜3 Last Sonatas〜
    • ベートーヴェン ピアノソナタV、ベートーヴェン ピアノソナタVI
    • ベートーヴェン ピアノソナタVII <ハンマークラヴィア>
    • ショパン スケルツォ全曲・バッハーリスト編 幻想曲とフーガ BWV542

    仲道郁代・有田正広:ショパンピアノ協奏曲
    仲道郁代:ショパンワルツ、永遠のショパン
    矢野顕子:Soft Landing
    青柳いづみこ:ドビュッシーの夢
    稲岡千架:モーツアルト ロンド&ソナタ、モーツアルト ファンタジー&ソナタ
    モーツアルト バリエーション&ソナタ

 

趣味:落ち着いて本を読んだり映画を見たりしたいです。

ピアニストの音造りを全身で感じ、ピアノに寄り添いながら仕事をしたいと考えています。又、そのように感じ、共に仕事をしてくれるチームを作りたいです。

向井 一秀(むかい かずひで)

1974年 埼玉県深谷市生まれ
1996年 ESPミュージカルアカデミーピアノ調律科卒業
1996年 都内楽器レンタル会社入社 ピアノ調律師としてスティービー・ワンダーツアー、ベンフォールズファイヴ、奥田民生、小室哲也、国内外の大物アーティストのコンサート、レコーディング等の調律を担当。
1998年 ユーロピアノ株式会社(現 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン)入社
2000年-2003年 ドイツ・タイヨー・ムジークインストゥルメンテGmbH駐在
2003年 ドイツ・ベヒシュタイン本社 ベルリン及びザイフェナースドルフ工場、ザウター社 シュパイヒンゲン工場でピアノ製造を学ぶ。
ドイツ・チェンバロメーカーザスマンでチェンバロ技術・修理を学ぶ。
同年帰国 技術部にて出荷調整、修理全般、一般家庭やコンサートの調律、店舗展示品メンテナンス等を担当。定期的に国内のピアノ技術者対象にベヒシュタイン技術の講習を行う。また、技術者としての経験を生かし小売部門責任者として店舗運営管理にも携わる。
現在、技術部長。

趣味:釣り、キャンプ、そば打ち、日曜大工

ベヒシュタインの事なら日本で一番熟知していると思っています!
戦後、ベヒシュタインが再びドイツ人の手に戻り・造られるようになっておよそ30年、日本でもこの新生ベヒシュタインとも言うべきピアノの普及に努めて参りました。自分が生きている間には世界No.1のピアノと称されるように、自分の持てる技術と経験を総動員して最高のベヒシュタインを日本の皆様にお届け出来るよう、頑張りたいと思います。

早川 忠光(はやかわ ただみつ)

1958年 東京都板橋区生まれ
1980年 ピアノ販売店にてOJT
1982年 OJT終了後、正社員として外部調律、修理等の業務に携わる。
1991年 フリーで活動
1995年 有限会社タイヨー・ムジーク・ジャパン(現 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン)で技術研修
1997年 ドイツ・ベヒシュタイン本社、ザウター社シュパイヒンゲン工場及びドイツ・チェンバロメーカー ザスマン で技術研修
2003年 ユーロピアノ株式会社(現 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン)嘱託契約

趣味:読書

本質と基本を大事にしていきたいなと思ってます。

依田 純一(よだ じゅんいち)

1983年 千葉県富津市生まれ
2006年 横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程卒業
2010年 横浜ピアノ調律学院卒業
2011年 有限会社イーエムピアノネットワーク入社
2018年 一級ピアノ調律技能士
2018年 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン入社 技術部配属
現在、課長代理(卸営業兼務)

幼少期を過ごした長野県茅野市で4歳からピアノを習い始めた。八ヶ岳の見える同じアパートの「たー君」とたくさん連弾の練習した。本名はあと少しのところで思い出せない。今思えば、コンクールの時に諏訪市のホールで弾いたピアノの読めなかったロゴはベーゼンドルファーだったと思う。「たー君」はいつもトロフィーをもらった。

その後、茨城県鹿嶋市に引っ越し、中学1年までピアノを習い続けた。中3でギターを始めロックミュージックに少しずつ惹かれていくと同時に、高校では管弦楽部に入りトロンボーンを吹いた。印象に残っているのは、くるみ割り人形でチェレスタを弾いたこと。あとはボレロでソロを吹いたこと。それきりトロンボーンは一度も吹いていないけど、金管の響きは好きだった。

大学ではロバート・ジョンソン研究会サークルに入ってギター漬けの日々となった。元々ロックギタリストだった教授のゼミに入り、エリック・サティについて調べたが、卒論はWikipedia以下の代物だった。ギターが好き過ぎて、卒業後もカフェとジャズバーで働きながらバンド活動に明け暮れた。このころ、不思議な縁で数か月フランス人の美男美女の映画作家とルームシェアをした。バンドは3人編成で僕はギターやピアノを弾いた。何故か台湾で少しファンがついた。このバンドの致命的な欠点はベーシストがいなかった事だ。振り返れば、3人の仲が良過ぎて誰も入って来られなかったのだろう。僕以外の2人、ボーカルとパーカッションは、その後さらに仲良くなり結婚した。フランス人たちも結婚した。

ある日ふとピアノ調律師になろうと思いたち、近所にあった横浜ピアノ調律学院に入学した。カフェの人たちは調理師でなく調律師になることを異様に応援してくれた。キッチンにBoseのスピーカーをつけてくれたので、毎日朝から晩までトマトソースを仕込みながら大音量でBill Evansを文字通り浴びた。

調律師として働き始めた会社では幸い調律の仕事が山ほどあった。家庭や学校を原付で忙しく回った。はじめは社長と二人だったので夜遅くまで仕事したが、よく夕飯をご馳走してくれた。それに、ベヒシュタイン (当時のユーロピアノ)に研修に出してくれた。これがベヒシュタインとの本格的な出会いだった。翌年にはヨーロッパ研修旅行でベヒシュタイン 、ザウター、ファツォリのピアノ工場を見て回る機会に恵まれた。その翌年は、妻とフランスに行き、モネとゴッホの油彩を見て回った。フランス人たちのかわいい子供にも会えた。ヨーロッパ文化の素敵さを肌で感じることの出来る貴重な経験だった。
8年間お客様に恵まれ、充実した仕事をする事ができていたが、年々古くなりゆくお客様のピアノをこのまま一生メンテナンス出来るのかと、20年後の日本の調律師の姿を自問した。
ある日、横浜のフィリアホールでアムランというピアニストのショパンを聴きながら、転職を決意。多くのお客さまに本当にお世話になった。

2018年秋、ベヒシュタインに中途採用で入社し、上司と同僚に恵まれ日々勉強。感性を磨きながら多くの音楽を愛する人の役に立ちたいと思います。

小川 陽平(おがわ ようへい)

北海道生まれ
2011年 国立音楽大学別科調律専修卒業
2011年 ピアノ技術会社入社。主に国産ピアノの外装修理(塗装)と内部修理(整調やアクション修理)、オーバーホールに携わる。
2016年 ピアノ技能検定3級 取得
2018年 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン入社 技術部配属

趣味:読書(SF小説)、映画鑑賞
好きな作曲家:バッハ、ドビュッシー

いろんなメーカーのピアノに触れて、初めて好きになったのがベヒシュタインのピアノの音です。
鉄の歴史と一緒に発展してきたピアノが、画一化されない個性を持ち、ベヒシュタインの工房の職人たちは現在の豊かな音色を作り上げています。その作り手の意図と文化に共感しつつ、長く使えるように修理し、さらに魅力を引き出したピアノを提供したいと思っています。そのための勉強ができるピアノに触れることができ、感謝しています。ベヒシュタインの音を愛し、この先何年も楽しんでくださったら幸いです。

鈴木 永璃子(すずき えりこ)

2012年 中部楽器技術専門学校ピアノ調律科卒業
2012年 一般楽器店入社
2017年 ヤマハ特約店嘱託契約 一般家庭や音楽教室の調律の他、ホールの保守点検を担当2019年 ヤマハピアノテクニカルアカデミー グランドピアノマスターコース修了、同コース技術グレードに合格。一級ピアノ調律技能士取得。
2020年 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン入社 技術部配属

これまで調律の仕事を通して、お客様それぞれにそのピアノとの唯一の出会いと、大切な思い入れがあることを実感して参りました。思い入れのある大切な楽器を、また、これから永くご愛用頂くピアノを任せて頂く者として、お客様のお役にたてるよう誠実に取り組んで参ります。

髙橋 脩悟(たかはし しゅうご)

1987年 静岡県生まれ
2005年 磐田東高等学校卒業
2009年 人間環境大学環境学部卒業(論文「高山植物の植生分布について」)
2011年 中部楽器技術専門学校 ピアノ調律科卒業
2014年 KORG消音ピアノユニット取り付け技術認定員
2018年 日本ピアノ調律師協会会員
2019年 二級ピアノ調律技能士
2011年 Bösendorferを取り扱う楽器店に入社 外装補修やオーバーホールに携わる。後に一般家庭の調律、メンテナンスも行う。
2020年 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン入社 技術部配属

座右の銘:黙々十年の努力、事始めて成る
趣味:旅行、登山、音楽鑑賞、美術鑑賞、観葉植物、街探訪
好きなピアニストはフジ子・ヘミング、辻井伸行、久石譲、マリア・ジョアン・ピリス
好きなクラシック音楽はブラームス:間奏曲Op.118-2、シューベルト:即興曲Op90-3、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、リスト:ラ・カンパネラ

中学時代から山に興味を持ち始め、晴れて高校で山岳部に入部。3000m級のアルプスを縦走する。アルプス山脈の天候は急変する為、ビバークしながら、5日間かけて往復縦走に挑戦。日本の各名山の登頂に成功。アイゼンを付けながらの残雪登山が印象的。

ピアノの”音色”は、山頂から眺める
“どこまでも高く澄んだ空”
とよく似ているような気がします。限りなく空いっぱいに響き渡るような、そして全体が綺麗に調和する、まさに芸術作品です。ベヒシュタインの音色は、時に優しく哀愁を感じさせたり、また時に力強く逞しさを感じさせたり、無限の可能性が秘められています。その音色の奥深さを追求し、お客様に見合ったピアノに仕上げていくことが私の使命だと感じております。是非ベヒシュタインの素晴らしさを体験してみて下さい。