調律師紹介

尾山 格(おやま いたる)

1974年 愛知県出身
1997年 南山大学文学部独語学独文学科学士修了
2002年 中部楽器技術専門学校ピアノ調律科修了
2002年 ユーロピアノ株式会社(現 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン)技術研修入所
2003年~2006年 ドイツ・タイヨーピアノGmbH駐在 ベヒシュタイン本社技術研修
2006年 ユーロピアノ株式会社入社 技術部、東京ショールーム、関西ショールーム、赤坂ベヒシュタイン・センター、汐留ベヒシュタイン・サロン等各拠点に勤務 現在、アーティスト・カスタマー・サービス室室長
調律師尾山のブログ「Die Musikgasse」も更新中。
https://www.bechstein.co.jp/category/oyama/
愛知県犬山市で育つ。9歳よりピアノを始め、大学1年の春まで趣味で楽しむ程度に習う。J.S.バッハ、C.ドビュッシーの楽しさを知る。映画音楽やポピュラー音楽にも興味がわき、久石譲、G.ウィンストン等にも親しむ。中学、高校と吹奏楽部ではトランペットを担当。
中学2年の夏にザルツブルクでJ.デムスの演奏を聞く(特に記憶にはない)。
地元の大学ではドイツ語、および日独交流史を学ぶ。ドイツに将来住んでみたいという淡い夢を抱く。休みを利用し2度ドイツ、オーストリアを旅行し、ベートーヴェン生家、モーツァルト生家などを訪問。また3年半、当時のドラマに影響され漕艇部にて汗を流す。当然浜田省吾が好きで、大学3年時に見た「白線流し」によりスピッツの音楽にもはまる。
大学卒業後は旅行代理店、書店に勤務。営業の他、添乗員の経験や書籍に月数万円をつぎ込む生活を送る。しかしながら、音楽に関係する仕事をしたいと、
「聴力は10代がピーク、その後は衰えるので入学を勧めない」と言われながらも一念発起し、滑り込み入学する。高校卒業直後の若い世代とのギャップを感じつつも日々調律、調整に明け暮れる。学校の休みに訪れた夏のイタリア・ヴェネツィアには沈む前にまた行きたい。管楽器リペア科の若者達と、さらに若い女子高生らのジャズオーケストラに参加するもクラシックとジャズのリズムの違いに戸惑う。グルーヴを感じられず、今はもっぱら聞く方専門に。卒業間近、リペア科のキム君とC.Bollingの「フルートとピアノトリオのための組曲」を合わせたのはいい思い出である。
先輩がユーロピアノ(現ベヒシュタイン・ジャパン)に技術研修生として入所したのをきっかけに「ドイツ・ベヒシュタイン」を知る。昔夢見た「ドイツに住む」を実現すべく、自身も研修生として入所。1年半の研修を経て、2003年にはれてドイツ・ヒルデンにあるタイヨーピアノ(現在は閉鎖)に赴任。30歳を目前にドイツ・ゾーリンゲンでの生活が始まる。当初はマンスリーマンションを転々としつつ就労ビザがおりるのを待つ不安な生活を送っていたが、その後はピアノに関わる様々な仕事をしつつ、ドイツの生活を満喫。週末ごとに鉄道旅行をし、ドイツ国内はもちろん、長期休暇にはフランス、ベルギー、オランダ、チェコ、ポーランドまで足を延ばす。アイルランドでは3回蒸留のアイリッシュウィスキーを知る。音楽はもちろん、絵画をはじめとする美術館、博物館巡り、世界遺産巡りでヨーロッパ史の一端に触れる。18世紀以降はピアノの歴史も重なり、より興味深く考察できた。
引退前のA.ブレンデルの演奏を2回も聴けた。

2006年、帰国しユーロピアノ技術部から東京ショールームの営業技術の仕事へ。ピアノを販売しつつお客様宅への訪問調律も開始し、その中で技術部での自己満足的な調整生活に気づく。2009年から2013年まで神戸の関西ショールーム店長を務める。関西の奥深さの一端を知るも関西撤退で再び東京に。今でも関西方面は調律メンテナンスで定期的に訪問している。
汐留ベヒシュタイン・サロン、技術部、赤坂ベヒシュタイン・センターなど各セクションを経験し、現在アーティスト・カスタマー・サービス室室長。基本「何でも屋」を自認。ドイツ・ベヒシュタイン工場研修や山内氏(元ベヒシュタイン本社の伝説のマイスター)整音研修などを受けつつ日々、ピアノ販売、外部調律訪問、展示ピアノメンテナンスに励んでいる。
趣味はCD収集、読書、旅行、ウィスキー。J.S.Bachの平均律第1集を弾き切ることを生涯の目標とする。

野中 絵里 (のなか えり)

国立音楽院ピアノ調律科卒業
一般楽器店入社
2002年 ユーロピアノ株式会社(現 ベヒシュタイン・ジャパン株式会社) 技術課 にて技術研修を1年半で修了
2002年 ユーロピアノ株式会社(現 株式会社ベヒシュタイン・ジャパン)入社
2002年 ドイツ・タイヨー・ムジークインストゥルメンテGmbH駐在
2003年 ドイツ・ベヒシュタイン本社及びsteingraeber社で技術研修
2003年 帰国 技術部配属 出荷調整、輸入楽器オーバーホールを多数担当
現在、アーティストカスタマーサービス室に所属し、一般家庭の調律の他、音楽教室、音楽家宅、ホール、スタジオ、サロンの調律も担当している。
また、杉並公会堂、もみじホール城山、日仏会館、かん芸館、オブバイフォーなどのコンサートホールや、アーティストのレコーディングでの調律も担当。その他、古楽器(チェンバロ、ハンマーフリューゲル)の調整、修理、コンサート調律の実績もある。

「お客様の大切なピアノをお任せ頂くのはとても責任重大ですが、お客様に、ピアノを通して音楽をより一層お楽しみ頂けますよう、ピアノ技術者という立場からお手伝い出来ればと思います。」(野中)

中川 祐美子(なかがわ ゆみこ)

2005年 専門学校ESPミュージカルアカデミー ピアノビジネス科卒業
2007年 ユーロピアノ株式会社(現 ベヒシュタイン・ジャパン株式会社) 技術課 にて2年間の技術研修を修了
2007年 ユーロピアノ株式会社(現 ベヒシュタイン・ジャパン株式会社) 入社 技術部配属
2009年 ドイツ・タイヨー・ムジークインストゥルメンテGmbH駐在
2010年 ベヒシュタイン・ベルリン本社、ザイフェナースドルフ工場技術研修2010年 帰国 技術部配属
2011年からアーティスト・カスタマー・サービス室に異動して外回りの調律を担当

「透明感のある響き、一つ一つの音が鮮明に浮かび上がり、鍵盤タッチの繊細さにより音色を操ることができるベヒシュタイン。ベヒシュタインの特性に魅了され、調律を通じて日々新しい発見がある中で、ピアノ一台一台の個性や魅力を引き出し、演奏者とピアノの橋渡し役ができる調律を心がけております。」(中川)