コンサートイベント

1786年-1789年頃、16-19歳頃のベートーヴェンが所持していたピアノの秘密に迫ります。
彼は一体その時どのようなピアノを弾いていたのでしょうか?
またその時期はベートーヴェンの人生に大きく関わった「ナネッテ・シュトライヒャー」との出会いでもあります。

イベント詳細

【解説】
阿部 辰雄
【プロフィール】
1984年国立音楽大学別科調律科卒。卒業後スタインウェイ代理店にて調整・第一線で活躍し、調律師から基本調整の指導研修を受ける。
タイヨー・ムジーク・ジャパン(現・ベヒシュタイン・ジャパン)に入社後、ドイツ・ベヒシュタイン本社工場で長期滞在の研修を
複数回にわたり行い、山内氏(マイスター)による入念な直接指導を受け、160年の伝統を誇る独自の整音工程を会得。
現在、国内外のベヒシュタインユーザーはもちろん、「アブデル・ラーマン・エルバシャ」「イリーナ・メジューエワ」「サリーム・アシュカール」「イヴ・アンリ」「ルドルフ・マイスター」といった一流演奏家の高い信頼を寄せられ、日本代表するベヒシュタインのスペシャリストの一人である。

【ピアニスト】
小林 雄紀
【プロフィール】
広島出身。4歳よりカワイ音楽教室にてピアノを始める。
17歳の時カワイ音楽教室広島センターとさくらぴあ大ホールにて連続演奏会を開きデビュー。
2016年に武蔵野音楽大学器楽科鍵盤楽器専攻卒業、2018年に武蔵野音楽大学大学院ヴィルトゥオーゾコース修了。
在学中に学内選抜演奏会、卒業演奏会、レインボウ21サントリーホールデビューコンサート等に出演。
受賞歴は日本演奏家コンクール全国大会入選、カワイ音楽コンクールピアノソロAコース中国本選優良賞受賞などの他に、新曲の初演、月刊ショパンへの寄稿、翻訳等活動は多岐にわたる。ピアノソロを山城浩一、デュオをコッホ中村幸子、チェンバロを西山まりえの各氏に師事。
武蔵野音楽大学図書館勤務後、(株)ベヒシュタイン・ジャパンに入社。現在赤坂ベヒシュタイン・センター拠点長を務める。

【演奏曲目】
リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲WoO.65より

【曲の説明】
今回は、ベートヴェンが最初期に所持していたピアノを取り扱う為、1790年頃ボンにて作曲されたベートーヴェンの彩色の変奏曲を演奏いたします。初期の変奏曲とは言えども、この曲だけは別格にスケールが大きく、その中に高度な変奏技法と後年の成熟した音楽を感じ取れます。
ベートーヴェンのあらゆる作風を煮詰めたような濃い音楽です。

開催日

2020年2月22日(土)

開催場所

お問合せ・申し込み
赤坂ベヒシュタイン・センター (ピアノサロン)
13時30分会場 14時開演
〒107-0052 東京都港区赤坂6-1-20 国際新赤坂ビル東館B1F
Tel.:03-6441-3636 Mail.:aka-salon@euro-piano.co.jp (定休日:水曜日)
料金
入場料 1,000円