神秘的な詩情を湛えるシューベルトのピアノソナタ「幻想」と悪魔的なリストのピアノソナタ。
2つの傑作が放つ強烈なコントラストと、共通する深い内面性を味わえる本格派プログラムを新進気鋭のピアニスト、ジャンミッシェル・キムさんが披露いたします。
◇日時:2024年12月3日(火)
開演19:00 (開場18:30)
◇プログラム
シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番「幻想」 ト長調 D894 Op.78
リスト ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
◇お申込み・問合せ
ベヒシュタイン・セントラム東京(ショールーム)
TEL:03-6811-2925 MAIL:centrumtokyo@bechstein.co.jp
イベント詳細
◇プロフィール
1989年東京に生まれる。9歳からピアノを始め、東京音楽大学付属音楽教室を経て東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コースに学び実技優等賞を得て卒業後、パリ国立高等音楽院ピアノ科に審査員満場一致で入学。学士課程を経て2013年ピアノ科修士課程および室内楽科修士課程をともに修了。2015年ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院ピアノ科博士課程卒業、パリのスコラ・カントルム、エコールノルマル音楽院の特別奨学生としても学ぶ。
高校在学中より注目を集め、東京音楽大学交歓演奏会で同級である辻井伸行とモーツァルトの二台ピアノのためのソナタを演奏、渡仏後も度々帰国し、東京文化会館小ホール、トッパンホール、浜離宮朝日ホール、サントリー小ホール、王子ホール、第一生命ホール、カザルスホール、音楽の友ホール、杉並公会堂などにソロ、室内楽、コンチェルト等で出演。パリ・ショパン協会主催バガテル公園ショパン・フェスティバルをはじめ、アンヌ・ケフェレックの推薦によりサントンジュ音楽祭、オルタンス・カルティエ=ブレッソンに招かれラ・プレ音楽祭に出演するなどフランス各地の音楽祭、またパリ・フィルハーモニーホール、プティパレ、ホテル・ド・モナコ、ナンシー市庁舎などでも演奏している。
ヴァイオリンの對馬佳祐(つしま・けいすけ)とデュオを結成するなど室内楽にも積極的に取り組み、日本、フランス、ベルギーの各地で演奏。現在はパリ国立高等音楽院修士課程のアンヌ・ル・ボゼックの歌曲伴奏科に在籍し、多くの歌手と精力的に共演している。歌曲作品への深い理解に加え、繊細な音色とタッチ、卓越した演奏技術はすでに歌手からの厚い信頼を得ており、歌曲伴奏ピアニストとしても多くの舞台で活躍中。
これまでにピアノを、故海老原直美、長尾洋史、横山幸雄、ジャック・ルヴィエ、オルタンス・カルティエ=ブレッソン、テオドール・パラスキヴェスコ、アンリ・バルダ、室内楽を上田晴子、声楽伴奏をアンヌ・ル・ボゼック、ソルフェージュを土田英介の各氏に師事。第59回全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会第3位、2013年ブレスト国際ピアノコンクール(フランス)第2位、2014年第4回BDNESリオデジャネイロ・ピアノ国際コンクール(ブラジル)セミファイナリスト、2017年第11回ラニー国際ピアノコンクール(フランス)第1位など国際コンクール受賞歴も多数。ソリストとしてのみならず、あらゆる角度からの音楽的アプローチを通し常に進化を続ける実力派若手ピアニストである。
ジャンミッシェル・キム
Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/@jeanmi1989
Xアカウント https://x.com/jeanmichelKim1
開催日
2024年12月3日(火)
開催場所
ベヒシュタイン・セントラム 東京
ベヒシュタイン・セントラム東京 ザール〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビルB1F