ショパンのもっとも愛した弟子、カール・フィルチュは14歳で早世した。彼の存在だけは知られていたが、その作品はまったく世に埋もれていた。ピアニスト萩原千代はルーマニアで発見されたフィルチュの作品を現地で研究。そして、CD、〜ショパンの愛弟子 若き天才作曲家〜 カール・フィルチュの世界〜を発表した。今回はその記念コンサートとなる。特別にルーマニアの国立オーケストラの指揮者、尾崎晋也氏を招き、カール・フィルチュの楽曲や背景のレクチャーとともに作品を鑑賞する。
イベント詳細
第16回赤坂ファースト・フライディ・コンサート
「ショパンの愛弟子 若き天才作曲家 :カール・フィルチュの世界」
2017年7月14日(金) 18:30 開演 18:00 開場
出演者 萩原千代 尾崎晋也
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■プログラム■ ※内容につきましては予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
カール・フィルチュ:
練習曲 作品8
言葉のないロマンス
6つの小さな前奏曲
舟歌
序奏と変奏
ヴェニスの別れ
マズルカ
アンダンテ 作品1−1
夜想曲 作品1−2
レクチャー付
■出演者■
萩原 千代
ショパンの愛弟子 カール・フィルチュ(現ルーマニア領出身)の日本での第一人者として注目されているピアニスト。東京音楽大学卒業後、ルーマニア国立トゥルグ・ムレシェ交響楽団及び同国立ディヌ・リパッティ交響楽団などと共演を重ねる。ルーマニアでカール・フィルチュの作品に出会い、カール・フィルチュ研究の第一人者であるCsíky Boldizsár 氏に師事し、その作品を研究。2010年及び2012年、旧東京音楽大学・奏楽堂にてカール・フィルチュの日本初演作品を演奏するリサイタルを開催。音楽誌などで高く評価された。 2016年6月に日本初盤となるCD「ショパンの愛弟子 若き天才作曲家~カール・フィルチュの世界」を発表。そのCDはNHK FM「クラシックの迷宮・私の視聴室」、日本経済新聞文化面に大きく取り上げられた他、音楽雑誌などでも大きな話題になった。カール・フィルチュのCDは2017年4月、ビルボード・ジャパン・トップ・クラシカル・セールス1位を記録している。藤澤弥生、木村徹、尾崎晋也、吉田豊、Csíky Boldizsár 、Csíky Boldizsár Jr.の各氏に師事。
尾崎 晋也
桐朋学園大学に学び、卒業後、渡米。ペンシルベニア州を拠点に演奏活動を始める。1993年、ルーマニアで行われたディヌ・ニクレスク国際指揮コンクールにて入賞。その後、ヨーロッパ各地にて指揮する。1994年以来現在まで、長きにわたってルーマニアの二つのオーケストラの常任指揮者を務め、同国音楽界の牽引役として活躍している。2005年1月、ルーマニア大統領から同国文化に大きく貢献して功績を認められ、芸術文化勲章を受賞。日本国からも外務大臣表彰を受けている。また豊富な経験と語学力を評価されてオランダ、アムロ銀行主催の経済界シンポジウムに招かれ講演、2015年にはTEDx Targu Mures(ルーマニア)、そしてTEDx Kagoshimaでも講演している。 執筆活動としては、エッセイ「笑うマエストロ-国立交響楽団の表と裏」が、さくら舎より出版されている。2016年、出身地鹿児島の観光大使「薩摩大使」を同県知事より委嘱された。 カール・フィルチュの作品をルーマニアで研究。萩原千代の演奏活動によりCDをプロデュースした。
ユーロピアノ 赤坂ベヒシュタイン・センター ピアノサロン(最大収容30席)
〒107-0052 東京都港区赤坂6-1-20 国際新赤坂ビル東館B1F
Tel:03-6441-3636(水定休)
アクセス:/dealer/akasaka/
席に限りがございますので必ずご予約の上ご来場ください。
ご予約は下記までお願いします。
好評につき満席となりましたので、予約受付を締め切らせて頂きます。
ユーロピアノ 赤坂ベヒシュタイン・センター 担当:向井
TEL:03-6441-3636
開催日
2017年7月14日(金)
開催場所
料金
※コンサート後、お客様に好きな額(任意)を当日お配りする封筒にいれて頂きます。
※お席に限りがございますので必ずご予約の上ご来場ください。