2020年8月5日(水)

先日お知らせし、レコード芸術8月号で特選盤に選ばれた稲岡千架さんの新作CD 「ファンタジー&ソナタ」、選考の際の評論家各氏のコメントを一部抜粋してご紹介します。

「(前略)ベヒシュタインの魅力をも堪能させる。これは一個の優れたモーツァルト・リサイタルである。」-濱田滋郎氏-
「(前略)モダン・ピアノによるモーツァルト様式というわけだが、(中略)この演奏はその中でも優れて音楽的だし十分に魅力的だ」-那須田務氏-
「全編に亘ってヴェールに包まれたような(中略)少し重たさを感じる演奏が展開している。ピアノの距離感や響きは小ホールのリサイタル風な仕上がりである。(中略)調整が行き届き均整の取れたベヒシュタインは堂々として力強く(後略)」-常盤清氏-
すべてレコード芸術 8月号より引用・抜粋

C.BECHSTEIN D-282を用いた録音で邦人ピアニストが特選盤に選ばれるのは今回が初めてのことです。

また、録音会場のメッカとして知られ、バイエルン州ノイマルクトにある名ホール、ライツターデルでベヒシュタインを使用したレコーディングは世界初の試みです。今回ベヒシュタイン本社の協力もいただき、ベヒシュタインが誇る世界最高のピアノD-282を持ち込んでの録音が実現しました。

幻想曲ハ短調から始まるこのCDは、静謐で厳かな音色、それはまるで祈りを捧げるかのような音色から始まります。その後、力強い低音部ときらめきを放つ高音部が美しいソナタ第14番ハ短調、音数が多くても一音一音の輪郭が分かるほど澄み切った音色が響き渡るソナタ第15番ヘ長調と続き、最後はソナタ第16番ハ長調の天井から降り注ぐ光のような音の粒が輝きます。

いま、私たちを取り巻く世界は大きく変わりました。不安に苛まれ、新しい生活様式が求められる今こそ、伝説のC.BECHSTEINの響きを現代に蘇らせたD-282で奏でられた、祈りから希望を感じられるこの一枚をSTAY HOMEのお供にしませんか?

 

配信サービスも開始されました。ドイツの名ホールで録音された珠玉の演奏を、是非お楽しみください。
・W.A.Mozart Fantasy & Sonatas
ファンタジー&ソナタ
https://o-mf.com/kcd-2079/
https://mora.jp/package/43000069/KDC-2079/
https://music.apple.com/jp/album/1521876963
https://open.spotify.com/album/73oHsESXRM8Xxx0FXyAV4Z?si=brbm6LTFTgGRb8jM2BLJJQ
https://mora.jp/package/43000069/KDC-2079h/
https://www.e-onkyo.com/music/album/kdc2079/
https://music.line.me/album/mb0000000001ce1fb3

また、ファンタジー&ソナタと同時リリースされたこちらのCDも音楽現代8月号で推薦盤に選ばれております。合わせてお楽しみください。
・W.A.Mozart Variations & Sonatas
バリエーション&ソナタ
https://o-mf.com/kcd-2078/
https://mora.jp/package/43000069/KDC-2078/
https://music.apple.com/jp/album/1521876776
https://open.spotify.com/album/6KcpaomozQtnz1X87mr2Xs?si=YEzooWbFR6ia7JMTGX9T8Q
https://mora.jp/package/43000069/KDC-2078h/
https://www.e-onkyo.com/music/album/kdc2078/
https://music.line.me/album/mb0000000001ce1fb4

CDの詳細やその他 稲岡さんの最新情報は、ホームページを是非ご覧ください。
https://chikainaoka.com/

ベヒシュタイン・ジャパン各ショールームでは、録音に使用されたD-282と同シリーズや世界中の音楽学校に採用されているアカデミーシリーズなど、豊富な種類のピアノを取り揃えております。お気軽にお問い合わせ下さい。
ベヒシュタイン・ジャパン 展示品