2024年12月25日(水)

「名曲掛け流しシリーズ」第8弾、澤ファミリーの楽しい音楽会が延楽文化サロン「清渓」で行われます。

2025年2月8日(土)2月9日(日)の2日間、澤 和樹・澤 亜樹・蓼沼 恵美子による特別なピアノ三重奏をお聴きいただけます。富山の季節のお料理と温泉を合わせてご堪能いただける宿泊プランもございます。

会場は延楽文化サロン「清渓」。黒部峡谷の絶景と日本画の名作、そして世界三大ピアノであり、ぬくもりのあるベヒシュタインをお楽しみいただけます。

【プログラム】

シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ イ短調 Op.137-2  《冬の旅》より「おやすみ」「菩提樹」「春の夢」「辻音楽師」

モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397

カッチーニ: アヴェマリア

信時 潔: みほとけは

山田 耕筰: 仏教徒の歌 ほか

ショスタコーヴィチ: 2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品

 

■澤ファミリーが奏でる 黒部の《冬の旅》■

2025年2月8日(土)・9日(日)

開場:14:30

開演:15:00

会場:延楽文化サロン「清渓」

チケット:通常一般7,000円(税込)全席自由席

主催:延楽

 

▽チケットは以下の延楽までお問い合わせください。
(TEL):0765-62-1211 (メール):mail@enraku.com

 

▽延楽公式サイト https://enraku.com/

▽ご宿泊プランhttps://www7.489pro.com/asp/489/menu.asp?id=16000007&ty=lim&plan=103&lan=JPN

 

【プロフィール紹介】

澤 和樹 (Violin&Viola)

1979 年、東京藝術大学大学院修了。「安宅賞」受賞。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。
イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。’80 年より文化庁在外研修員としてロンド
ンに派遣され、ジョージ・パウク、ベラ・カトーナ両氏に師事。’84 年に東京藝大に迎えられるとともに本格的な演奏活動を開始。
’89 年には、文部省在外研究員としてロンドンの王立音楽院に派遣され、さらに研鑽を重ねた。この時期、アマデウス弦楽四重奏団
メンバーとの出会いにより澤クヮルテットの結成を決意する。’96 年より指揮活動を開始、九州交響楽団、東京フィル、日本フィル、
札幌交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団等にも客演し好評を博す。
東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て2016 年より2022 年まで東京藝術大学長。2023年、韓国文化体育観光部長官賞を
受賞。現在、東京藝術大学・英国王立音楽院名誉教授。昭和音楽大学客員教授、東京大学先端科学技術センター・フェロー。
90 、アマデウス弦楽四重奏団メンバーとの出会いにより澤クヮルテットの結成を決意する。’96 年より指揮活動を開始。九州交響
楽団、東京フィル、日本フィル、札幌交響楽団、大阪交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団等にも客演し好評を博す。ヴィオラ奏者
としては、これまでアマデウスQ メンバー、グスタフ・マーラーQ、クスQ らと共演。ヘンシェルQ とは2008 年にマックス・ブルッ
フの弦楽五重奏曲の世界初演及び世界初録音を、 ’12 にはスペイン王室所蔵のストラディヴァリウスによる弦楽五重奏を演奏し絶
賛された。東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て’16 年より’22 年まで東京藝術大学長。’23 年、韓国文化体育観光部長
官賞受賞。現在、東京藝術大学および英国王立音楽院名誉教授。昭和音楽大学客員教授。東京大学先端科学技術研究センター・フェ
ロー。響ホール室内合奏団ミュージック・アドヴァイザー。

 

澤 亜樹 (Violin)

東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部首席卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。’06年、第17回パリ
国際バッハコンクール・ヴァイオリン部門で第2位受賞。’10 年より2年間、文化庁新進芸術家海外研修員として、英国王立音楽院に
留学し、最高位のDiploma of Royal Academy of Music(DipRAM)を得て首席卒業。学内にて, Wilfrid Parry Prize,
Roth Prize, Regency Award 等多数受賞。’10-’11 年度ロンドン交響楽団研修生。青山音楽賞新人賞、松方ホール音楽賞受賞。
これまでに藝大フィルハーモニア管弦楽団、ウクライナ国立フィルハーモニー、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。’14 年、東京
藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。修了時に大学院アカンサス賞受賞。東京文化会館にてデビューリサイタルを開催。
現在、東京藝術大学音楽学部、洗足学園音楽大学非常勤講師および藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター。カルテット・
オリーブメンバー。これまでにヴァイオリンを小林美恵、鷲見四郎、若林暢、ベラ・カトーナ、ジェラール・プーレ、ジョルジュ・パウク、
玉井菜採、ペーター・コムローシュの各氏に、室内楽を岡山潔、河野文昭、大野かおるの各氏に師事。

 

蓼沼 恵美子 (Piano)

東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学を首席卒業。「安宅賞」受賞。同大学院修了後、ロンドンにてマリア・クルチョ女史に師事。
1983 年、ミュンヘン国際コンクール、ヴァイオリン・ピアノ二重奏部門にてヴァイオリンの澤和樹と共に第 3 位入賞。’84 年、東京にて
ソロデビューリサイタルを開催し、本格的な演奏活動を開始する。これまでに、国内外の著名アーティストとも多数共演、高い信頼
を得ている。2004 年には、妹、蓼沼明美とピアノデュオによるリサイタルを開催し、CD「姉妹デュオによる珠玉の連弾」、’11年、ヘンシェ
ル弦楽四重奏団とのCD「シューマン&ブラームスのピアノ五重奏曲」はいずれも音楽誌上で高い評価を受ける。澤和樹とのデュオ活
動は45年以上におよび、フィンランドのクフモ、サヴォンリンナ、イギリスの湖水地方、アメリカのボウドイン、アイルランドのウェスト・
コークなど、国内外の音楽祭に招聘される。 ’06年の「ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全曲チクルス」は国内各地、
イギリスでも成功を収めた。また、’14~15 年の「シューベルト、シューマン、ブラームスをうたう」シリーズのライヴ CD は、いずれも「レ
コード芸術」特選盤として紹介されている。現在、昭和音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師。