2023年6月11日(日)

『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』の精神に基づき、新たに立ち上げた国際的なボーダレスミュージックフェスティバル、KYOTOPHONIE(2023.4.15-5.13開催) の公演にてベヒシュタインが使用されました。

本公演で使用したB-212はベヒシュタイン・ジャパン正規代理店である旭堂楽器店さんにご協力いただきました。

ピアニストはパリを拠点に活動し、ニューヨーク / リンカーンセンター、パリ / オペラ座などで演奏を行なってきた中野公揮氏です。

ピアノソロのみならず、これまでに彫刻家・名和晃平、振付家・ダミアン・ジャレ、チェリスト・ヴァンサン・セガールなどとコラボレーションを行ない、国際的な評価を得ています。

5/6の公演では人形浄瑠璃・文楽座の人形遣いで数々の賞を受賞し、高い評価を得ている吉田簑紫郎氏と共演しました。

先進的な西洋音楽と伝統的な古典日本音楽と、常人では想像できない2つの音楽ジャンルが融合した瞬間、見事に革新的な音楽に昇華し、観客を音に内包される響き、新しい世界へと誘っていきました。

また、中野さんはベヒシュタインピアノを非常に気に入ってくださっているそうです。
繊細で透明感があり、多彩な表現ができるベヒシュタインは創造性が掻き立てられ、本当に好きな楽器なんです、と仰ってくださいました。
人体の動きと音の関係を表現に落とし込み、探求されている中野さんの更なるご活躍に今後注目いただければと思います。

 

写真撮影:井上嘉和

 

中野公揮  HP   https://www.kokinakano.com/
吉田簑紫郎 Twitter    https://twitter.com/Minoshiro_Y?s=20