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レッスンイベント
どこまでがドビュッシー?青柳いづみこレクチャーコンサート
作曲家の未完の作品を別の人間が完成させる「補筆完成」がクラシック界においてブームです。補筆完成自体はモーツァルトの「レクイエム」のように昔から行われていたのですが本人もしくは遺族の意思で弟子や協力者の手によって行われる場合はともかく、補筆者の裁量によって元の作曲者の作風とはかけ離れたものになってしまう場合があります。
一方「作曲者の手によって発表された楽譜が必ずしも作曲者の意図をすべて反映しているか?」というと、疑問の残る部分も出てきます。
青柳先生の新刊「どこまでがドビュッシー?」ではいくつかの補筆の背景や、作曲者による自作自演など、様々な角度から「ドビュッシーらしさ」にアプローチしています。今回は青柳先生と著書の中でもたびたび登場される作曲家でピアニストの高橋悠治さんと共に演奏を交えながら、対談していただきます。若き日のドビュッシーが4手連弾用に編曲したチャイコフスキー「白鳥の湖」など珍しい曲目もあります。ピアノはドビュッシーが愛用したと言われるベヒシュタインのフルコンサートです。講演後にはサイン会も予定しておりますので、ぜひご来場ください。