イベント
« 8月 | 2025年9月 | 10月 » | ||||
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
そのとき、ピアノ史が動いた~ベヒシュタイン ヒストリカルシリーズ
チェコの四大作曲家の真の姿を求めて
ピアニスト ルジェック・シャバカによるピアノレッスン受講生募集
特任講師 末永 匡 特別ピアノレッスン
末永 匡先生が、浜松町べヒシュタイン・サロンにて特別レッスンを行います。
先生の音楽にかける情熱 芸術性を肌で感じとれる濃密な50分のプライベートレッスンです。
演奏者に寄り添ったきめ細やかなご指導、ユーモアを交えたトークも大好評の人気の先生です。
~末永先生からのコメント~
「音楽を創る、テクニックを向上させることは自分自身と向き合うことであり、そこには常に越えるべき険しさ同時に"感動"が在ります。レッスンではなるべく受講者から自然に引き出されるものを尊重しています。なぜならそれが自身の音楽であり揺るぎのないものだからです。自身の"音楽"があるからこそ支えられ様々なドラマを乗り越えることができるのです。音楽の探求という"旅路"をご一緒させて頂ける事を心から感謝致します」
第13回 ベヒシュタイン・デー ベヒシュタインでめぐる古典から近代
第4回赤坂ファースト・フライディ・コンサート「ベヒシュタインで奏でる音楽の物語」
齋藤卓子 フォルテピアノ サロン vol.1
私がフォルテピアノと出会い、学んだスイス・バーゼル市のスコラ・カントールムには製作年代の異なる様々な楽器が置かれ、その中に今回使用するドゥルケンもありました。レッスン室が空いていれば学生は自由に弾くことが出来たので、朝に夕に熱心に通ったものです。
ドゥルケンの持つ6オクターブにわたる音域は古典派とロマン派初期の楽曲演奏をかなえ、幅広い時代のピアノ作品を1台で網羅する頼もしさもありました。モダンピアノと違ってタッチが軽いため華奢で壊れそうにも感じるのですが、実は思い掛けないほどの逞しさも備えており、その意外性に驚きながら明るく繊細な響きの中にフォルテピアノだからこそ描くことのできる作曲当時の表現を模索していました。
数年振りに東京でフォルテピアノを用いて演奏会を開催するにあたって、演目には敬愛する作曲家C.P.E.バッハ、クレメンティ、ベートーヴェン、ドゥシェックの1800年前後の作品を選びました。
ピアノ音楽が目覚ましい発展を見せた時分です。
古典期の流れを辿りながら、フォルテピアノの音色をお楽しみ頂きたいと思っています。